田舎暮らし

台風 過疎にできる都市型市民農園~何がリアル?

10月6家庭菜園
さて 今日は朝から台風がやってきたわけでして 昨日の段階で畑を見回り ハウスを見回り まあ いろいろと被害が出ないように手を打てるところは打つ といっても 作物に関してできることは何もない 祈るだけ 問題は 小屋やハウスなど 構造物だ これに被害が出ると痛い その場合 雨は問題ない 風だ 風速40メートルを超えると やばい・・・神奈川時代に 畑で保管していたじゃがいも 1年分が小屋ごとひっくり返って雨ざらし 廃棄処分となったのは今から10年前 その悪夢が蘇る 構造物を作るときには MAXで備えろ! 平均の風力など意味はない たとえ 一瞬でも50メートルが吹いたらば終わり 今回は大丈夫だったけども これから 日本は温帯に移るにつれ 台風でなくて ハリケーン並みがいつか必ず来るだろう そのときはいったいどうするかね・・・・

 今日は夕方から晴れたので ちょっと時間を見つけてあるところに行く それが今日の写真 その昔 町がやっていた地域活性化の一環だと思うけども 温泉を掘ってそこに施設を開いた そして まあ場所は田舎の過疎なので 案の定つぶれた そこを 某最強農業法人が買取り 温泉施設をスパ風に改装してオープンさせた上 周囲に レストラン カフェ そして 都市生活者向けの市民農園 など 広大な敷地に展開させたという話です 噂に聴いたいたけども そんなに暇な時間はないのだけど まあ 始めて寄ってみた 写真に写っているのは 敷地内にある カフェ うーむ これを見ただけでも すさまじい資金が投入されているのがわかる 芝生もふんだんに使って 
デザインも垢抜けた感じだ まったくもって 過疎の畑しかない村に 突然こんなものが現れるとは・・・・

 たぶん 都市に住む人の多くがイメージする畑 というのは こうしたものなんでしょうな 最近のキャンプと同じで 体ひとつで来ればすべて揃っている 畑の隅には きれいな花が咲き誇り アスファルトの通路 そして ひねれば水が出る潅水施設 通路をはさんで テーブルやいすが並んでいて いつでも休憩ができる環境がある・・・
 猫の額で区切られた畑には 草は一本もなく それこそ 真っ白いキャンパスに掛かれた 絵のごとくだ この 作られた畑と 僕のような実際の営農の畑との 距離は 太陽と月よりも遠いだろうて・・・たぶん ここに来る人たちは 朝早くに高速に飛び乗り そして ここにたどり着いた時点で すでに何かを達成しているのだろう 土を触って 何かの種を播きさえすれば それがゴール地点だ・・・永続的に何かに繋がる可能性 というのはあまりないように思う これが 都市に住んで畑に興味があり オーガニックに興味があり 環境に意識がある 一歩先を行く市民が望む畑なのか? その あまりにもきれいに整備された世界の周囲には 過疎で悩む 40年変わらないさつまいも畑や落花生畑が広がる どちらが リアルで どちらがバーチャルなのか 僕自身 帰りの際にはよくわからない感じだったね・・・・・いやはや(てか僕も申し込めるのか?たしか月に目の玉出る価格だったか・・)

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