有機農業

畑の植え付けがそろそろ・・・美味しい話と最悪サラ金 世界のオーガニック事情

10月9白菜ラスト
今日の写真 さて 季節はどーんと進んで10月も上旬を過ぎました すでに 冬の大根はすべて播き終り 最後の植え付け ターサイと白菜のラストです これにて 苗物はすべて終わり あとは 葉物をどんどこ畑に播いていくだけです ふー 7月の頭から どんどこ続いた農繁期もこれで 一旦落ち着きます そして いよいよ 古民家の後釜のことを考えて 結論を出して 動かねば間に合いません 12月はすぐそこです・・・この冬はいつもと違って 目が血走ったものとなります・・・もう 忙しいとかなんとか言ってはおれません(下品ですが尻に完全に火がついていますひえー!)

 とある方から聞いた話(詳細は書けません・・) 例の新規就農者に対する給付金・・・一年につき 150万もらえるという話(そうなんですよ一般のみなさん45歳以下ならば今は年に150万キャッシュですよ!もらえるんですよ!ええ!もちろん僕は対象外です) とある ご夫婦 農家の後継ぎです 一人一人で申請して 合計300万円をゲット! そして もちろん兼業農家ですから 会社に勤めながらというわけです 当然ですが 農家のあと継ぎですので 家はあり 土地もあり 機械も一式そろっていて いったい何に投資するんでしょうか?(そんなことはこの制度には関係ないようです とにかく週末にちょろっと農業やるのに 年間300万もらえました という話です・・・) ま 兼業農家に一概に この制度は必要ないとか思いませんが(必要な方もたくさんおられるでしょう)
僕らのような 土地もない 施設もない(もう少しでなくなります) 機械設備もこれからがんがん必要 だという新規就農者・・・(これからどうなるのかわからない新規就農者ではなくて10年選手の僕のような農家) には 何もないのですね 今回 とにかく どこでもいいから 設備投資をして 出荷場を作るなり倉庫を作る必要がありますが 当然 すべて 自腹です・・・場合によっては どこかからお金を貸してもらわねばならないかも・・です (最悪サラ金かも・・) そうした状況に追い込まれております ま すべからく 自己責任 というわけで 何にもどこに頼らずに 切り抜けていくしかないようですな・・・・

 世界のオーガニック事情 ネットで検索するといろんなデータが出てきますね(それがあっているかはともかく)
その国の農地の中で オーガニックな方法でやっている畑の割合 というものがありました 世界で一番 オーガニックの畑の割合が多い国はどこでしょうか?・・・・一位は オーストリア!(なんと11・7%) おお!凄い 全農地のうち すでに 1割がオーガニック 薬剤を使用していない・・・これは凄いことですね 2位はスウェーデン 9・9パーセント 3位ラトビア 9・8パーセント というのがベスト3 約1割なんですね・・・意外なのが イタリア フランス そして 環境先進国 ドイツ・・・・イタリア9パーセントで4位 フランスが2パーセントで 22位 ドイツが5・1パーセントで11位でした (フランス意外に低いですね ドイツも・・・) イタリアはスローフードが定着しているんでしょうか?
 そして 我が祖国日本 これ欄外に小さくありました・・・はは 0・18パーセント・・・話になりませんな ドイツのオーガニック市場は年間8500億円 日本は150億円(60ぶんの1) 経済規模や同じ敗戦国ではありますが オーガニックに関しては 我が日本は明らかな 後進国・・・ま 僕らが苦しいのは当然といえば当然ですな・・
(だって市場がないのだもの てめーで切り開け!ってことですな 毎度同じ結論でした・・)

1 thought on “畑の植え付けがそろそろ・・・美味しい話と最悪サラ金 世界のオーガニック事情

  1. 例の給付金ですが、29才の僕も貰えません。就農して5年過ぎても駄目みたいです。羨ましいですよね。僕も欲しいです。お互い頑張りましょう
    >そうですか いったい誰のなんのための制度なんでしょうね・・・頑張りましょう!

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