有機農業

大量の扇風機とともに・・・農家へのサポート クラウド~CSA

12月18扇風機
今日の写真 古民家の引越しも最終段階に入る これは扇風機 じゃがいも保管で24時間回しっぱなしで使っていたもの うーむ・・・これ見てうんざりする こんなにも使っていたかと・・・15台以上はあったか・・・新たな家にはじゃがいもをトン単位で置く場所はない なので どうあっても畑に保冷庫を設置せねばならんわけだけども これがまた話が進まない・・・ま 農業関係にはいろんな会社なり業者があるわけだけども まあだいたいにおいて 仕事ができない 遅い 適当 田舎的な仕事でちゃんちゃんという感じなんですな 見積もりお願いしてできたらすぐに電話して欲しいとお願いして かかってはこない こちらが出向くと ああ・・・といって出てくる・・・個人事業主という意識で仕事をしている人の多くはこうした体験をしているのだろう それゆえに 24時間死ぬまで働け!という創業者が自分のところの社員にそう叱咤激励することは 僕は当然だと思っているけど・・・

 農業 あるいや 農家のサポートやお手伝いをしたい・・・という人はままいる そうしたNPOもあるのでしょう 野菜や安全な食といったキーワードでも現場である農家や農業をなんとかしたい という声はよく聞きます 都内に出たりして 環境系のイベントなどに出ると まあ熱くそうしたことを語る方はいるわけだけども 当の農家である 僕はとても冷静に見ています 今まで ほとんど聞かれたことがないのですね・・・まじで・・・(百姓農園さんは 何をどうサポートして欲しいですか?) 僕が 都内に行き 一番聞いて欲しい質問がこれです そして ただの一度も聞かれたことのない質問です 僕が何を必要としていて 何に困っているのか? これを聞かれたことはありません 当然 講演会などでは そこを中心に語りますが あまり 手ごたえはありません・・・
 むしろ 環境の担い手としての農業とか なんでしょう オルタナティブな生き方 半農半Xとしての農業(そんなもの何の意味がある) ロハスとしてのゴミゼロ運動と農業の関わり(何の関係もない)・・・すべて 現場であるいなかの視点を無視した 情報発信である雑誌系の受け売り的都市側の勝手な上から目線の発想なんですね(僕はそう感じています) 
 クラウド・ファンディング(でいいの?)最近よく耳にする言葉です こうした商品を作りたいという企業家が それを希望する人に資金をお願いする その仕組みの新しい形だそうです これを 農業に当てはめると これこれを必要としています(施設だとかトラクターだとかの機械だったり) つきましては 資金をお願いして変わりに 農産物をお送りいたします・・・へー なるほど・・・でも 冷静に考えれば 僕のような個人の有機農家がやっている 宅配セットというのが まさに これなんじゃないでしょうか?なので 僕は毎度毎度 言う事はこれです ・・・・僕のやっていること これからやろうとしていることをサポートしたい というお気持ちがあれば 是非とも お野菜を定期的に買ってください それ以外のことは何も望んではいません 畑のお手伝いは必要とはしていません 野菜を買って欲しいただそれだけです・・・それが最高のそして唯一のサポートです)

 その 農家と消費者が繋がる形をさらに 推し進めたのが CSA と呼ばれるものです これ もとは かつての日本の生協が生まれる形となった ていけい というものが元になっているんですね・・・(日本ではとっくに下火になりましたが) いわゆる 消費者が年間を通じて 直接畑を買う 農産物も含めて オーナーが消費者であり 管理する側が農家さん なので 消費者が農産物を欲しいときに 自分で行って 自分の農産物を持って帰るという制度 管理している農家さんの給与は消費者が決める 立場は同じで むしろ 消費者が権限を握っている アメリカではかなりそうしたものがあるそうです・・・ふーむ・・・ま 日本じゃ無理ですわな・・・日本の消費者はそこまで意識高くなるのは 何十年かかりますかね・・・(月に手取り100万で週休二日ならば喜んで消費者の奴隷となりますははは)

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