新規就農

新居にフローリング~日本古来の湿気対策 農業研修とは~その失敗例と成功例

1月12フローリング
今日の写真 新しい家にフローリングを敷きました・・・ま 以前の古民家もそうでしたけども 日本の昔の家屋というものは 基本 夏の暑さと湿気対策にあるわけです 古来の建築 正倉院では 保管している国宝級の宝物を何から守るのか それは 湿気からくるカビなわけですな なので 木造にして 雨のときには 木材は水分を受けて膨張し 晴れ時には 木材は収縮して内部の湿気を逃がす そして それを機械と違ってゆっくりと行うというのが 長い期間をかけて保存するには適している・・・のだそうです
 ま 用は 冬が寒いってことです・・・はい 昔の人は寒さに強かった これは 農業の世界に入って はっきりわかったことです この時期は毎日朝 畑へ行くときには 長靴の中は 靴下2枚重ねた上で 靴下用ほっかいろを装着 もうこれでないと 朝一番の仕事は無理でございます・・・・(有機農業者は毎朝4時に起きて滝に打たれてから畑仕事を行う・・・的なノリを信じている人がいるのですが真っ赤な嘘・・・滝は千葉にはないな)
てことで 新たな家ですが 全部の床下に断熱材とこのフローリングを2重に敷き詰める資金はないので 僕が寝る部屋だけには フローリングを敷きました 以前 何かのときに ぴかぴかの業務用のフローリングをただでいただいていたので それが役に立ちました(良かった) これで いつでも引越しできる 来週水曜日には今のアパートを出ねばなので 今週末から荷物の搬入を開始 住まいの問題がすべて解決するのは 1月の終わりになります・・・

 研修生・・・・さて この正月明けたぐらいから 毎年 研修生の問い合わせなどがやってくるようになる これぐらいから 4月までがピークですな みんな 人生の身の振りをこの時期に考えるわけです 今年は二人は入れようと思っています 1月いっぱいで今いるAさんが卒業なので 春の前にはスタートさせたいと思います まだまだ 募集しておりますゆえ 興味あるかたはどうぞ お問い合わせくださいませ・・
 さて 農業研修である 実は農業研修というのは 大変なんです そして 難しいのですね・・・なので よくよくどこで研修するのか?の見極めが大事なんですな 先日も同じ有機農家と話していて話題になったけども まあ だいたい 有機農家として名が出ているのは 二つあるのです それは 既存の農家さんでその地方で古くからやってらして 地元に根ざした名士の方 もうひとつは 僕のような 新規就農でその土地にやってきてなんとか頑張って基盤を作っている人です そして 当然 どちらで研修するのがいいのか?それはその人が将来どうしたいのか?によるわけですが 将来 独立して農業をやってみたい というのであれば それを経験した新規就農者がいいに決まっているわけです 同じようにどこかで研修してその後独立して苦労して自分の基盤を作ったその経験はまさに 生きた教科書なわけですな・・・・それは 先祖代々続く数百年の農家 といえば もちろん立派ですが 土地や設備や 新たに始める苦労と言うのはありません なので 全然レベルが最初から違うのですね ま それぐらいのことは ちょっと調べればわかると思うのですが 実は わからない人が多いのですね なので そうした既存の有名な農家さんの研修に行って 将来独立して食べていける人はほとんどいない というのはよくある話です(トラクターにすら乗せてくれないところなどざらですよ) 
 我が農園は すべて 僕がやる作業を同じようにやってもらいます すべてです・・・・当然 ついてこれるようになるには 時間がかかります 1~2年で僕に追いつくのは無理でございます 最初の3ヶ月は邪魔をしているだけ 半年で何を言っているのかその指示の意味がなんとなくわかる 1年でなんとか労働力になるかどうか・・・そんなものです 優秀な人は1年で卒業 すぐに自分でやって結果を出す人がいます そんな人は一握り ほとんどはぼんくらです ま それでも 手取りあしとり ご指導しますが 実際に将来食べていけるのかどうか はその人次第 ちなみに 僕などは 法人始まって以来のだめ研修生と言われたわけだけども それがどうした本番は独立してからだろ?と思っていたので どこ吹く風でしたが・・・(態度悪)

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