有機農業

研修生Aさん卒業~出会いと別れ その道しるべ

6月27トラクター2台
今日の写真 すでに季節は進んで1月も終わる いつも速い 季節は矢のように過ぎ去る そして 百姓は遅れまいと踏ん張る それが繰り返される・・・・てことで 今日が研修生Aさんの最後の作業日 本日にて卒業 僕のところに来て 約1年半・・・2年前の夏に初めてやってきて 初見で (農業は無理だよ)と 諭したわけだけども なんと 自分の意志で遠く東北からここ成田にやってきて 通うようになった・・・自分でやってみたい というのだから 断る理由はない
僕自身 農業研修は むりくり押しかけたようなものだったので 断ることができないわけですな・・・

 この1年半 彼女はよく頑張ったと思う 仕事はきついし 何度も叱り飛ばしたこともある 農園主はどう見ても 頭のおかしい変人だし 言うに言えない苦労があったと思う そして いろんなものを体験して自分の目で有機農業の現場を見たのだと思う そして 外国に行ってみたい と思うようになった 僕は一言もそれに近いことは何も言っていないのだけども 何か感じたのかもしれない それはたぶん 今後の農業をやるにしろ 視野を広げる ことの重要性を感じたのかもしれない・・・こうして 縁ができて 束の間 触れ合うことができて そして 別れがやってくる その繰り返し・・
将来 農業に携わろうが 関わらなくても とにかく自分らしく 幸せになって欲しい ただ そう思うだけだ・・・
日本に帰ってきたときに また 縁があれば 一緒になにかをやることになるのかもしれない そうなればまた素晴らしいことだ なんにしろ お疲れ様でした 来月からは また 新たな研修生がやってくる こうして また 農園の新たな旅が始まる いろんな人がやってきて それは お客様も同じ 縁があってお付き合いして そして 必ず別れがやってくる ただ 言えることは 道しるべのない道に一人 ぽつんと佇んでいるのは いつも僕だってことです・・・・
 

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