百姓ズCafe

ターサイ植える カフェ助かる 秋の風

10月8ターサイ植える
今日の写真 ターサイを植えました 昨年より1週間遅れ 被膜資材をかける さて 秋がやってきました 朝晩がかなり冷え込むようになりました これを書いている夜中 寒くてエアコンの暖房を少し入れてます 
昨日は 午前中からトラクターをかけていて 午後になったぐらいに急に悪寒が走り 熱が出る 途中で家に寄ると 吐き気も出て典型的な風邪の症状なわけで ちょっとだけ休憩 と横になって 気づけば夕方 うう・・・やってしまった 風邪を引く原因はとても単純 気合が入ってない証拠なわけです てことで ユンケルと葛根湯をがばがば飲んでなんとか逃げる まだまだ 忙しいこの農繁期に 休んでいる時間はない わが農園はこのように 前近代的な考えでもって前近代的な経営を行い 今の時代は 元禄の時代だと勝手に思い込み あらゆる困難な状況を すべてにおいて 精神的な問題へとなすりつけてその場をしのごうとするものです・・・

 直営カフェである 百姓ずカフェ このところ 数字に反映されてきて軌道に載ったのを感じる 店主は朝から晩まで一人でまだ慣れていないので大変そうだけども それは こちらの畑部隊も同じ 今は踏ん張るしかないのですな この分でいけば 店舗のほうは 1年以内にもう一人投入できそうだ・・・カフェでは とりあえず ランチなど定番のものがきちんとさばけるようになって店として安定してきたらば イベントをやったり いろんな仕掛けをしようと思っている 本来は そのために 店をやったようなもの 3年は我慢しなければと思ったが この分だと早そうだ ありがたい・・・それで ディナー 夜の部門をこの秋ぐらいからと思っていたけども ちょっとまだ追いつかない感じ なので 一年で一番忙しい12月からとするわけにもいかないので 新年の1月からにしようかと思います
 夜はもう 15食限定とかで 売り切れ次第終了ということにする予定 なんせ 今はまだばたばたと忙しくて いろんなことが回っていない状況なんですな いたしかたない・・・・しかして 今 振り返って思うことが・・・この物件に出会う前に 契約直前まで行っていた物件があった 駅でいえば 今のところからふたつみっつ先の駅 内装業者にも見てもらって 見積もりまでお願いしていた段階 印鑑押す直前に 不動産業者から1階の奥の部屋も借りてくれなければだめ という あり得ない話をふっかけられた・・・うーむ たぶん 舐められていたんだろうか・・・これから何十年と付き合うかもしれないのにそんな駆け引きなど一切無用 ということで すべてご破算にした 今となってはそれが本当にありがたいことだったと思う 今 思えば あの場所で出していたらば 1年もたなかったかもしれない 助かったなあ というのが正直なところ 何が幸いするのかわかりませんな 悪徳不動産で助けられたという話しでした・・・

 秋の風が吹き始めた 畑にいても動いていなければTシャツ1枚では寒い でも この時期の畑は美しい なんでしょう 同じ畑 同じ場所なのに 季節が少し前に進むだけで 何かが変わっていく 何かを前に推し進めていく そんな力が 季節 というものにはあって たぶん それは 僕ら人間にも有効なのだと思う すべてを流していく すべてを絡め取っていく 夕方 とんぼが舞う空をふと見上げると 自分の中が少し 綺麗になった感じがする 50がらみの汚い百姓じじいだけども そんなときだけは 自分が一瞬 生まれ変わったように感じる そんな感覚は 普段の生活の中だけからは決して生まれてこないものだ 畑で季節を感じるからこそのものだ 趣味の登山や 趣味の家庭菜園 では味わえない すべてをかけて畑仕事をしているからこそ 見えてくるものがある 雨や風や大地や空は 基本 百姓にとっては 脅威を感じることがほとんど その恩恵を感じる暇はあまりない 
 しかして 年に数回は 心の深いところからじわっとくるものがあるわけですな 畑は聖なる場所だと感じさせてくれるその一時はありがたいことです・・・・・合掌

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