今日の写真　今年　最後のインゲン　少量取れてきた　季節はすでに１０月も半ば　いろんなものが　不輸へと寒さへと向いつつある　それは　野菜にとっては　生育の終わりを意味します　植物としての最後のきらめきをほとばしらせております　きっちり見届けながら収穫させていただきます・・・・

　さて　昨日の日曜日は　久々に百姓ズカフェにて店に立ちました　ご予約していただきました　二組の僕のお客様とも楽しくお話できて良かったです　久しく店に行ってなかったのですが　ようやく　店が落ち着いてきた感じです　店はお客様が作るもの　座敷のテーブルに実際に何人ものお客様が座ることにより　何かが作られていきます　それにより　オープン当初は　５センチぐらい浮いていたものが　だんだん　下に下がっていきます　そして　数字に少しずつ反映されてきて　昨日は　店に入った瞬間　うん！　大丈夫だ！　とわかりました　これで　一番苦しい時期を乗り切った感がありました　ほっといたしました・・・・この３ヶ月　ひたすらに　一人で頑張ってきた　店主に感謝でございました・・・・来年　新年には　ディナーの夜のコースを始めようかと思っております　どうぞ　ご期待くださいませ・・・

　この数ヶ月は　ひたすらに農繁期で畑仕事をやっておりまして　まあ　例によりいろいろと畑は煮詰まっておりまして・・・頭を抱えておりましたが　その体で店に立つと　いろいろとほっとすることが多々ありました　なにせ　僕のこの　百姓ズカフェが　実際の有機農家の　直営店である　ということをほとんどの方は知らずに店に来ます　そうした　普通のというか一般の消費者の方とお話できるということは　僕にとってはとても新鮮です　
　畑にいると普段出会うことのない雰囲気の人と触れ合うことができたり　その雰囲気を感じさせていただくことは　畑しかしらない原始人の僕にはとても勉強になるし　実際の世の中を体験する大きな窓口のようなものです・・
今の僕の頭の中は　かなりの部分　畑や野菜のことに囚われていて　百姓なのですが　店に来れば　そこから解放されます　なので　店は落ち着いてきましたが　僕自身は　ちょっとふわふわしておりました・・・まあ　実際の営業の店内では　ばたばたと注文に追われている店主を尻目に　すでに　レジの打ち方も忘れてしまい　お客さんと話すことと　できたランチをお運びする以外　ほとんど役に立たず　へらへらしているだけの僕でしたが　この連休は　数字もそこそこあって　良かったです　うーむ・・・よほど　畑よりうまくいきつつあります　野菜も売れてきたしね・・・・いやはや　夜はなんというか　ちょっとうれしくなって　街に出まして　駅前のわりときちんとした感じのバーに入りました　立て続けに　ジントニックを３杯・・・・いやあ　かちわりをきちんと入れてくれたゾンビグラス　ライムの絞りたてはうまかったな・・・なんだか　今年はずっと地獄にいたけども　来年は少し光が見えるかな・・

　明日は出荷日　前日の夜暗くなってからいつものように　にわとり村さんまで出荷用の卵を引き取りにいきます　いくと　珍しくおかみさんが出てきて　少し立ち話・・・以前書いたけど　にわとり村さん　後継者を探しております
はい　にわとり村さんは　いわゆる平飼い有精卵の世界では老獪でして　すでにかなりの歴史もあり　都内での有名オーガニック系のところでは名が通っております　わが農園もスタッフは常に募集しておりますが　いやはや・・・　なかなか　人材は見つからないのですね・・・
　年収はそこらのサラリーマンよりももらえますし（４桁行きますよ）　なぜ　やりたがらないのか僕には理解できないのですがね・・・息子さんたちがおられるのですが　やはり　生き物を飼うというのは　とにかく休みはありませんのでね　それがネックのようですが・・・てことで　わが農園もそうですが　このにわとり村さんの後継者を探しております　できれば若いご夫婦で実際にこの千葉に移住して　にわとりと一緒に生活しながら　真面目にやれる方を募集しております・・・
　まあ　なんというんでしょうか・・・田舎暮らしブームだったり　時給的な暮らしに憧れる人はいるのでしょうが　ふわふわしている人はだめです　実際には　とても厳しいものです　当たり前ですが・・・しかして　そこを超えたところ　その先に待っているものは　なんともいえない充実感と地に足の付いた暮らし　命と大地と季節のダイナミズムに自分を投げ打って暮らす　その一見おだやかな裏に潜む激しい暮らしは　必ずや　魂の充実をもたらすと思います　ご興味ある方は　ご連絡くださいませ　このブログやカフェでも募集いたします　どうぞ　よろしくお願いいたします・・・・・