コラム・百姓から見た世のつれづれ

おふくろ大根 1月よりディナースタート!政治について宗教について経済について・・・

1月12落陽とおふくろ大根
今日の写真 さて 12月に入りまして おふくろ大根の出荷も始まりました 冬がやってきました 今年は異常なほどの暖冬ですが このところ成田はめっきり寒くなりました 成田に来る前は 神奈川@厚木でやっていたのですが 今思えばずいぶんと暖かいところでした 成田は千葉のチベットと呼ばれ 内陸ですので寒いです 雪は降りませんが 冷え込みはかなりきついですね・・・そんな 冬が今年もやってきます・・

 さて 百姓ズカフェ ですが 何度も書いてますが 1月より 夜のディナーコースを始めます 営業時間も夜を伸ばして行います その分 お昼休憩をいただくことになります 店主は残り1ヶ月で 夜のコースに出す メニューの練習が本番を迎えております やはり 寒くなり客足も伸びない時間が増えてきました 甘酒を出して 寒い中 お越しいただいたということで もてなそうと思っております・・・12月 1月 そして 2月と厳寒期の3ヶ月は オープンして最初の冬の試練となります 一歩一歩進めていくつもりです どうぞ よろしくお願いいたします・・・・

 戦後 この国が失ったものはいくつかあると思うけども ひとつは 政治について語ること参加すること ひとつは宗教について語ること参加すること そして ひとつは経済をお金以外の観点から語ること参加すること・・・この3つ
 先の安保何とかで 若者が反対デモを盛んにしていているのを見ていた大人の反応 そこには 本来ならば我々大人自身が自分のこととして考えたり参加うんぬんなどをせねばいけない立場であることを内心気づきながら 結局は何もできず 普段の仕事に追われていることを理由に 達観した風を装いながら 賞賛したり批判したり・・・どの立場を取ったにしろ 自身に対する責任は免れないということは内心 知っていてそしてそこに責任が生じる事も同じく・・・すでに 僕が若い頃から 政治的なものとの距離を置いて生きる ということがまともな大人のやること と同義になってしまったわけで・・・もちろん それでいいとは誰も思っていないのもまた事実でしょう・・・・ 倫理観 生命に対する価値観 のようなものが問われる今の時代 お腹の子の性別判断 または なんらかの先天的な病気を持っていないかの検査や判断 すでに 目の前の現実として そうしたものに対する大まかな宗教観のようなものが問われる時代になった かといって うさんくさい既存の宗教にまつわるあれやこれやに対しては オウム問題を筆頭に 都市でも田舎でも 宗教アレルギーは根が深いものがある 人はなぜ生きるから始まって どうやったらば 人は幸福に生きていくことができるのか? を正面切って 職場で話しあうことのないこの国の現状は たぶん 全体から見たら マイナスだと思う 政治と宗教 このふたつが 実質 常識的な大人の世界から見て 話し合うこと自体がタブーとなっているこの現状・・・とくれば あとは 経済しかなかったのですな残された道は・・・ てことで おそらく 今の時代において 最も尊敬と憧れを持つ存在というのは 経済人 という領域になるのでしょう しかして それすら バブルの崩壊とともに 雲行きが怪しくなり もしかして 利益至上主義と言われる企業なるものは まともではないのではないか? 病的なアンバランスなものなの? と すでに若い人は疑っているし 中枢で働いているいい大人もそれを感じている
 でも たぶん 今の日本の最後のよりどころは 金 でしょう・・・そこを 失うことを 最も恐れているのだと思います 大の大人が 金以外には 何も信じていない・・・という この事実を受け入れる事は 衝撃なのではないでしょうか?(でも事実ですよね?) 
 すでに 企業経営者や経済人というものに対する信頼の崩壊が始まっていると感じているのは僕だけではないと思います マンションが傾いた というあの問題の根っこにあるのは 戦後ひたすら一貫して取り組んできた 経済至上主義の屋台骨が揺らいでいることの証明なのだ ということを みんな知っているのだと思います
 政治 宗教 そして 経済・・・この国の一般市民 と呼ばれる多くの人にとって 何を機軸として考えるべきなのか それは どこかの偉い人が指し示してくれる時代ではないのでしょう 一人一人が自分で考えて答えを出すべきことだと思います・・・・・ 

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