コラム・百姓から見た世のつれづれ

20分で一本の人参トンネル ネット企業の繁栄が人類を・・・・

2月1人参トンネル
今日の写真 この時期になると 毎年 恒例の慣行農家さんの人参トンネル栽培が始まる こうして きれいなぴかぴかのトンネルが列を成して並ぶ これ どれぐらいの経費がかかっているかわかりますかね・・・そして 毎度毎度 同じ事を書くけども これ 3反あまりの畑にどれぐらいの時間で完成したのか・・・わずか 1~2日です マルチを張ると同時に種まきもする管理機で一旦ベッドの奥まで行き 帰ってくるときに今度は 支柱を地面にかしゃんかしゃんと挿して同時にトンネルも張る 行って帰ってきて20分で一本が完成する 我が農園の場合はすべて手作業なので 同じ1本やるのに数時間はかかる・・・・うーむ・・・今更何を言ってもだけども 農業とは機械なんですな・・・・息を切らして仕事をしているようでは話しにならんということです

 動画の配信を始めたのはいいけども 時間がなくて 悠長に動画撮影などとてもする気が起こらない 全く困ったものだ・・・時間と余裕と資金 すべてが不足している我が農園(髪の毛生えてこないのもそこらあたりが原因か)

 今や グーグルとかフェースブックとか ネットを使った会社というものが世界を仕切り始めたようで 僕には正直何でもって そんなに そうした会社が力を持っているのかが 皆目わからない・・・たしかに 世界中の多くの人が 利用していて 僕も利用しているけども だから 広告費が発生してうんぬん ぐらいはなんとなくわかるけども そこらへんから先がわからない 何か目に映る具体的なものを作っているわけではないですよね あくまでも 人が利用する その箱 仕組みを構築しているに過ぎないのですよね たしかにそれまでになかったものを作るのは凄いな とは思いますが ゼロから1を生み出しているのではないですよね・・・・と 僕には思えます
 たぶん 労働 という価値自体がもう変わり始めていて 僕が意味している労働は 将来 機械やロボットがやることになるのだと思います 僕がぜーぜー言ってじゃがいも植えている作業は あと 10年もすれば 決して疲れないロボットや機械が植えるのでしょう(有機農家であってもだその場合慣行との違いって何?)
だとして 人間は どうやって 汗を体験するのでしょうね・・・ジムに行って走るのは 労働ではない 余暇でしょうか そして その体験はどういう意味合いで 魂 に刻まれるのでしょう 魂が人間の肉体に宿ったのがいつなのかは正確には誰も知らないでしょう でも すでに 僕らの社会では 魂が人間の肉体に宿ってたくさんのことを体験する ということの離脱に入りつつあるのでしょうか と思います あと数千年 数万年 人間がこの地球上から淘汰されるということの意味合いの一つに むしろ 自ら 肉体に宿る事を放棄する世界がやってくるとしたらば 人の魂は どこへ向うのでしょうか・・・・(なんてなことをダライラマさんやヨハネさんやお坊さんたちはどう考えているのか聞いてみたいですな) 

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