自然や生態系

出荷の始まったきゅうり君 土とは何でしょうか?その豊かさと億年単位の宝 

6月2きゅうりの収穫
今日の写真 さて 夏野菜の一番手 きゅうり君がぼちぼち取れてきました まだ収量少なくて全員分の出荷には至りませんが 今後どんど取れてくることでしょう 最盛期には取りきれなくて爆発するのが常 夏野菜は 実(み)の野菜たち まさに 結実 とは言った物で 何かが結晶化されて 実になるわけです 自然の力を感じます・・・

 土 - 僕は毎日 土に触ります 土とは何でしょう? 実は土についての 文献 ってあまりないのです もちろん 万年単位で岩石がどうとか 科学的 生物学的な意味合いではなんらかのものがあるわけですが 実際に 百姓をしていて そうした 学術的な意味合いでは到底 土の持つポテンシャルは計れません 土とは何でしょう? 土は 地球の表面にあって そして 億年単位で出来上がった まさに 無償の宝 なのだと思います 地球ができたときには 土はありません 土ができあがるために あらゆる 大きな植物やら動物たちが億年単位で繁栄してそして 死に絶え 自らの命を捧げて 次の世代に残してきたもの・・・ガソリンの元は 動植物の死骸 だとして その燃料で車を動かしている僕らは 結局のところ 自ら何を生み出してきたと言えるでしょうか?
 日本の土は豊かです そのへんの土を耕せば 葉物ぐらいならいくらでもできます でも オーストラリアの砂漠ではそうはいきません 日本の自然は豊か だとはよく言われるわけですが それを 実際の実利として 実感しているのは 第一次産業に従事している僕らぐらいかもしれません そう 土そのものを 人が 人類がいちから作ることはできません 現在 ウールロックのような 水耕栽培が盛んに開発されていますが コスト面からもいつか採算割れをすることだと思います なぜなら 地球としての仕組み 生態系のシステムそのものが それを許さないような気がするからです 久しく 見てませんが F1の世界最速の車の フロントウイング・・・波をうったようになっているのは 自然界からヒントを得たようだとありました なんのことはない 最新の科学は自然界にあるものをパクることだったとは・・・・人は なぜ 面倒なことをして 遠周りして 目の前にある この土と言う宝を無視して コンクリートを作って封じ込めているんでしょう 企業言うところの コスト コストパフォーマンスって ちゃんちゃらおかしくないでしょうか? 樹木は 何もしなくても 完成品としてすでに自然界に立っているわけです それを無視して 建物を作り 100年も持ちません 大きな神社に 千年単位で燦然と聳え立つ ご神木・・・・それを前にしたときに 僕らの胸に自然と沸き起こる 畏怖と畏敬の念を知るとき 何が答えなのかおのずと指し示しているように思うのですが・・・・・(そう思っているのは 僕だけじゃないはずだ)

 体調がすこぶる悪い・・・5月は農繁期で いろんなものが壊れていき 精神的にも翻弄されました 6月に入り
疲労が蓄積 年々からだの動きが悪くなります すでに 自分の今の仕事のスピードは  30代全盛期の半分ぐらいでしょうか・・・・肉体労働者が そのよりどころとなる体が衰えていくのは 恐怖以外ありません はー・・・・永遠なる命などいりませんが 永遠なる体力とスピードは欲しいのですよ・・・はー・・・

 

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