環境問題

30年後の日本の農業

575d15f8.午前中から雨 野菜の収穫でこうさいたいを素手でぽきぽきとっていると手が寒さでかじjかむ 息を手にかけてあっためながらの収穫となる 一日ごとに天候 気温が違うこの時期
 陽も落ちるのが遅くなり 夕方6時まで明るい これからどんどん遅くなってどんどん仕事時間も長くなる はー 

大根がなくなって ほんのわずか吊り貯蔵していたなけなしの 玉ねぎを出荷にまわす 3月いっぱいまでは もつかな ただ 傷みが入っている可能性が大きい どうぞ注意してお食べください 

今日の写真 結球しなかった白菜が葉を広げて花芽が出てきました そうとうたちですね 実は白菜のとうたちが一番うまいのですね もうすぐいっせいに花が咲きます そしたらお野菜セットがんがん 摘んでいれます どうぞお楽しみに 僕はよくこの時期 畑仕事でおなか空いたら ぽきぽきとってばくばくむしゃむしゃ食べます 最高です これ

さて このブログにもリンクしている みやじ豚さん 藤沢で親子で意欲的に取り組む養豚農家さん からメールマガジンが来ました その内容に愕然とする 詳細はこうだ
 現在 農家は全国で 216万戸(兼業農家も含む) で1990年~2000年の10年間で 70万戸が農業をやめた 毎年7万戸が農業をやめていっている計算となる てことは単純計算で あと30年で農家はゼロ(!)となる可能性がありうるということ 

もちろん農業の世界に株式会社や法人化で新規参入が相次ぐだろう で 今までのような農業では考えられない利益構造が生まれる可能性がある もちろんいいことだと思う でも はたして 毎年7万戸がやめるこのスピードを食い止める力になるか?
 30年後には 農家がゼロになる可能性があるという事実 みなさんどう思いますか?
生産者のほとんどはかなり悲観的で(意欲ある若者など僕ら一部を除いて)すでにあきらめてこの状況を傍観している感じがする
 
翻って 消費者はどう思うのだろうか?各環境団体やNPO団体など いろんなところあるけ
ど具体的な対策とアクションは何か考えているのだろうか?
 いろんな会議や お話ばかりしているうちに 今日もまた農家がやめていく 30年後僕がまだ生きていたら 自分の分は元気で野菜作っているかもしれないけど 売るだけの広さの畑はもうできないだろう そのころ言われるかもしれない 近所で・・・(ほらごらん あれがもういなくなったお百姓さんというものだよ)(えー初めて見たーまだ日本にいたんだねー)(ほんと あのおじいいちゃんがここらじゃ最後の一人らしいわよ) うん 人間国宝にしてくれれば 年金もたくさんもらえるかな?

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