有機農業

小松菜初出荷 と秋冬の作付け

d8e4ed7f.さてさて・・・ もう秋だけど まだ蒸し暑い 出荷小屋にて野菜を箱詰めしていると 裏の栗畑から 栗がどさっと 落ちる音が聞こえる ああ 秋なんだな とその音が教えてくれる
 
今日の写真 小松菜が初出荷となる まだ小さいけど すぐ大きくなるので 今のうちから出していく 落花生が終わってしまった うーん お客さん全員には結局行き渡らなかった 残念
というか すいません さっとゆがいて食べるとおいしいんだよね

てことで 夏野菜が終焉を迎えている えんさい つるむらさきが 夏の間 何度収穫してもがんがん(それがどうした?)という勢いで 伸びてきたのに もうその元気はない 
なんとか 追肥をして かろうじて虚勢をはっているがごとくの 野菜はピーマンぐらいか
 まさに 季節は巡るですな

秋・冬の作付けというのは 百姓にとっては時間との戦い 実質 この9月の時点で 終盤に入ってくる この段階で 大根が発芽してないとか だとすでに手遅れ 10月 11月と時期が過ぎるにつけ 待ったなしの状態になる つまり 寒い時期に入って種蒔きしても 意味はない 野菜はできないのですね なので とにかく その時期に遅れないように 種を播いていく 発芽に失敗したら もう取り戻せない どんどん遅れていく 12月に入ったら もう来年の春の作付けにかからねばならない てことで 結局 冬の間 百姓はみんな何してんだろう? と一般の方は思われると思うけど 僕のような 年中出荷の露地野菜中心の百姓は 冬は冬でやることいっぱいで いつ休みがくるのか? とこちらが聞きたいのですね

魚沼こしひかりで 食べている 新潟の農家さんに会ったことあるけど 冬はそれはそれは優雅な暮らし 一日中 ほっつき歩いて 遊んでいる なんなら 農協の観光バスで いろんなとこに旅行とか行ってる ああ お米が高く売れるところは いいなあー と羨望のまなざしでした
(うるうる)

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