パーマカルチャー

友人

b8a962b1.さて ゴールデンウイークも終わり今日はいい天気 で一昨日の連休の最終日にパーマカルチャー仲間のUさんが 見学に来る それが今日の写真(当日は大雨で撮影不可でしたので 以前の畑で笑っているUさん)

彼女と出会ったのは 5年前 神奈川県藤野にあるパーマカルチャーセンタージャパンという反政府活動組織 あ!違った 永続的な暮らしを目指す環境系NPO法人でのこと
そこに 月に一度週末を利用して勉強するという大変まじめなもの 農業をやりながらパーマカルチャーに昔から興味があった僕は 忙しい中一年間 デザインコースというものに通いました 4月の最初の講義でパートナーを決めるときに くじ引きで彼女が僕のパートナーとなりました 実は 彼女は都内で随一といわれる お嬢様大学の出身 自宅も自由が丘という超高級な場所に 一軒家(!)の邸宅を構え 福祉関係のアルバイトをやりながら 犬の散歩(彼女いわくこれが仕事だそうだ))などをするという お父上様は誰もがしるマスコミ関係の役職というなんとも優雅なセレブ生活を享受されておられた

当然互いに一目見て 世界が違うのはわかったので 交わす言葉もなく(向こうは単に恐怖感でいっぱいだったようだ)どうしたものか?という状況 それが僕が占いをすることから
相談に乗り始め この5年で有料 無料含め おそらく数百回 恋の悩みに始まり九九の計算の仕方から 世の中の一般的な知識などなど を幼稚園児に教えるがごとく話した
 この今の世に こんな人がいるのか? というまさにそれにあたる人が彼女で 畑の会などでも 初めて彼女に接すると みな先のせりふを言わずにはおれない で 畑での僕の大変重要な農業の話などは 木っ端微塵で吹き飛び 彼女の人並み外れた言動だけが印象に残る というのが 月に一度やるイベントの趣旨となってしまった

その彼女も もう30歳手前 この5年の間 恋にも破れ仕事でもいろんなことを学び 遅ればせながら成長を遂げて参られた この5年の間 最も僕の占いが役に立たなかった顧客でありながら 僕自身 彼女を見ていて ふーむこういう生き方もありなんだ と出合ったことのなかった価値観を学ばせていただいた 僕の農園が大変な状況に陥りながらも 常に励まし続け こうして新たな場所での再開の折にはまっさきに訪ねて来てくれる 
 どうやら 数少ない友人というものかもしれない
今はただ 僕の授けた戦略によりゲットした彼を外堀から埋め着々とゴールに引きずり込む作戦にぬかりはないか?の相談ばかりだが なんとか効を奏し幸せになって欲しい(どんな相談?)

 古民家の方は状況待ち で 畑以外の部分は一旦仕切りなおしとする どこか別に住まいを構えまたバイトをやりながら 畑もやりつつ古民家の対応策を練ることにする 新規就農は成功50パーセント 失敗50パーセント これが今までの短期決算の結果となった 道はまだまだ続く

2 thoughts on “友人

  1. う~む。難しいですねえ。。。
    古民家が上手く再生するといいのですが。。。
    頑張ってくださいませ~♪

  2. そうなんです 今度古民家専門の建築士の方に直接見ていただいて アドバイスを受けることにしました はい 頑張りますよー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA