有機農業

種 そして 縁

fab294cc.はてさて 一昨日パーマカルチャー仲間で有機栽培の農家をネット直販してサポートする会社を立ち上げられた Iさんから連絡があって 種苗交換会のティーパーティーなるものがこちらの地域でやっているのでもしよかったらご参加どうですか?とのこと ふむふむ とその開かれる会場の場所を調べててみると なんと僕が借りて今住んでいるアパートと同じ住所
え? と思いアパートの脇にある 一軒家に徒歩で行ってみると その庭先で草むしりをしている男性を発見 なんと 10年前に一緒にインデアンの儀式 サンダンスを共に踊った先輩だった その先輩ご夫婦がこの種苗交換会の主催者であって なんとアパートの隣の家だったというわけ ふーむ で 話しをしてみると僕の借りた部屋には昔 同じインデアン仲間がこちらに移住してきたときに住んでいたそうだ ふーむ 

で 今日の写真 その交換会に参加してみました 僕はバイトがあり少ししかいなかったのだけど いろんな人が参加されていて多士済々 みなさん真剣だった で 昨年僕のトークイベントに参加した人とも再会したり またさらに なんと僕が埼玉で農業研修したところのOBでご夫婦で自然卵養鶏をすぐ近くでやっている先輩にも遭遇 うーん 世間は狭いというかなんというか・・・

で 種の話が出る 当然ながら遺伝子組み替えの話も出るわけでみなさんこれ以上遺伝子組み替えの種が出回らないように いろんなところで尽力されていてそのお話を聞く みなさん本当に立派 大資本やら 国が推し進めているものをなんとか食い止めていい方向へと向かうようにがんばっていらっしゃる 
 種の問題は僕ら有機農家にとっても本当はとても大事なこと もちろん僕らが使う種はほとんど F1といって 大手の種苗会社が売っている 外国やらで取れた種を使っている
僕の場合で8割ぐらいがそうだと思う あとは 在来種といって 国内でほそぼそと自家採取しているものも使っている で 当然ながら発芽率は断然に違う F1が圧勝なのです
 生命線である種を ほぼ外国に握られていて 毎年買わざるをえないという状況は実はとても怖いことなのは間違いない でも 実際に畑で野菜を作りながら 種を取れるのか?というとほぼ無理に近い できるものはいくつかあるけど 全部自給なんて不可能 正直種の問題にまで 手を出してやっていける 個人の有機農家なんて今の日本には 何人いるのだろうか? 

先に書いたがんばってらっしゃる方々と 僕ら有機農家とが手を組んで種の問題を解決していく方向が見えたらいいなと思う たとえば 農家10件ぐらいが協力して 持ち回りでみんなの種を作る とか・・まあ 実際に考えただけでも いかに大変で困難かはおのずとわかる 理想と現実 いつかはいい方向が見えるのかもしれないが 今は正直重過ぎる・・・

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