環境問題

農業は環境破壊なのか!?

2bba4f1e.今日から世間は夏休み さあ僕も2週間ほど グアムで羽を伸ばしてこようということで サーフボード片手に 飛行機に乗り込み 一路機上の人へ 現地に着いて 花飾りを首にかけてもらい ホテルにチェックインして まずはのんびりと カクテル飲みながら 日光浴・・・・

今日の畑のあまりの湿気で 一瞬気が遠くなったときに見た 白昼夢でした サーフボードだと思ったのは 泥だらけのくわでした(その前に俺は泳げない) てことで 今日はひたすら人参を播く バイオダイナミックカレンダーでは 根菜の日 じょうろで水をやり 黒いかんれいしゃをかかて 発芽を即す もうすぐ 梅雨が終わる それまでのしめり気を利用して 残りの人参をがんがん播く 収穫は早ければ 9月の終わりぐらいから 来年の3月まで 切れ目なく 半年間続く
半年分の人参を あと半月ほどで 全部播かねばならない まさに 気合の抜けない日々が続く

今日のねた 農業は人間の行った最初の環境破壊である という類のことを言う人がたまにいる
みなさんは どう思われますか? 原始であった森を切り開き 土をトラクターで掘り返し そして現代にいたっては 農薬や薬を大地に使い 有機農法であったとしても 大量の堆肥を使うことにより 環境に負担をかける などなど そうしたことを根拠に 先の環境破壊というわけである

 お世話になっている 高柳さん曰く ある田んぼでとても古い水田の後が見つかった で調べると 約2000年前からのものらしい つまり 2000年の間 水稲という米を作り続けてきたわけだ 素晴らしい技術だと思いませんか? 僕は農業は環境を破壊しているとは思わない 人はなんらかの形で 自分達の食べるものを この生態系を利用させてもらって 作る権利を与えられていると思う なので どんどんやったらいいと思う ただし 全体のバランスや どこに畑や水田を作るのか といったデザインはよく考える必要はあると思う もちろん農薬や化成肥料 そして有機物である 堆肥といったものも あまり負荷をかけないやり方でやるのが一番であるのは言うまでもない でも 今現在 食物を生産するという行為自体が ビジネスのみの側面であったり 消費者の限りないわがままであったり 食物を作る ということが あまりにも配慮に欠けた存在になってしまっている 当然 農家は減少の一途を辿っている まさにその最中に 先のコメントを聞かざるを得ない僕らは (じゃ どうしたらいいの?) 

正直に白状してしまうと そうしたことを言う人は 農業というものがどういうものか がまるでわかっていないと思っている 一人で無人島に行って 自分で食べるものを是非調達してみたらいいと思う 農業の本質は 人の営みそのものであり たかだが 100年 200年の共産主義や資本主義とやらのイデオロギーよりも はるかに奥深いものであり アート(芸術行為)である

ゆえに たまたま 今の時代に百姓やっている僕らは ばばをつかまされているだけで 時代さえ変われば 社会の表舞台に立てる 花形になる そんな時代がどこかにあるだろう と思うわけです (あ!生まれた時代が間違っているんだな多分 ああ だから 俺のファッションセンスはかけ離れたものになってしまうんだ と納得) 自己正当化が末期症状だな 写真はつるの伸びてきたインゲン

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