中学の時 駅伝の選手だった たすきを背負って学校代表で走るというのは かなりのプレッシャー 調子がよければいいが 悪い時は最悪 そんなときは どんなふうにして走るかといえば あの電信柱まで とか あの曲がり角まで とか とにかく目の前の目標だけをすべてと思って走る その小さい目標の積み重ねで この難局を乗り越えようという作戦だ そして 今の農園の状況はそれに近い とにかくこの１ヶ月乗り切ろう この冬を乗り切ろう 来年の春作を乗り切ろう
そう心に刻んで まずは２００７年 残りの２ヶ月を乗り切る 今年はとにかく 農園を始められたということがすべて それ以上のことは来年の話だ・・・
今日の写真 さつまいもを掘る 今年はそんなにたくさん作付けなかったのだけど それにしても収量が少ない 恥ずかしくて 公にはできないほどの量だ 新しい場所で以前と同じようにやろうとするのは 意外と難しいということがわかる さつまいも 里芋 など 今まであまり苦労せずとも できていたものができない というのは メジャーリーグにわたって苦労している 松坂の気持と一緒かもしれない ま １００億んぽ男と一緒にしたら 失礼だな
いろんなところで 食品偽装の問題が噴出している 当然 生産者側に問題があるのはあきらかで後ろめたい気持で 人様の口に入るものを作るなら 即刻やめるべきだ ただ こうした問題の根底に見え隠れするのは 消費者の消費行動だ とにかく一円でも安く そしてサービスは限りなく求め 常に主導権を握っていなければ気がすまない いつも言うけど 消費者は常に傲慢だ 監視体制を強めることが 生産者側の不正を正すことの一因ではあると思うが そこにおいて 信頼関係は築けないと思う 作って頂いている 買って頂いている お互いを尊敬し合える関係を築けばこうした問題は おのずとなくなると思う フォークの神様 ボブ・ディランが ステージの上で観客席に向かって叫ぶ （そっちにいるのは楽だぜ！そっちにいるのは！）