無農薬野菜とは

お野菜セットと 認証問題

f7a5645f.今日の写真 本日出荷のお野菜セットの一部 こうして写真にするとなんか見た目がいまいち 見せ方がよくないのかな 人参は形がひどいので省いたけど色どりとしてもあったほうがいいね でも 今は種類がようやく増えてきて 安定してきた まさに秋本番の旬のお野菜セットだ でもこれがいつまで続くやら・・・白菜は虫でやられたし・・(すぐ弱気)

さて 認証の問題というか JAS有機とかが始まり 有機野菜とか安易に表示できなくなり違反したら罰則規定もあるこの問題 今のところ現状をみていると 当初消費者にきちんとわかりやすく表示して理解をえようとして始めたこの試み 一般消費者はどう思っているだろうか? そして 生産者(特にずっと取り組んできた有機農家)は この認証に対してどんなスタンスを今 とっているのか? そのあたりをちらちら横目で見ると・・・ 今のところこの認証というものは 失敗に終わりつつある という感じがする 消費者ははっきりいって ふたつにひとつ 農薬使っているか?使っていないか? ぐらいの違いにしか興味がないし やっぱり環境に配慮しているのだから有機野菜よね?と口では言いながら わずか一割でも値段が高ければ実際には買わない 僕が野菜セットとして売っている値段はたぶん 一般の消費者からみれば 受け入れがたいほどの高値だろう それほど実際には有機野菜と称するものは売れない あくまでも 売れるベースがあってのひとつの付加価値に過ぎない(その意味でその高い値段で買い支えている一部の消費者の方には心より感謝しています)

 そして 生産者の方はどうかといえば 認証を実際に取る農家というのはかなり大規模 そして法人化できる規模でなければその認証にかかる経費も含め メリットはほとんどないと結論を出しているように思う(僕みたいな超零細個人有機農家は最初から相手にしてない)その認証の中身もどこか現場から見れば なにやらあほらしいとさえ思える内容もあり 実態には即していない がんがん売っている慣行農家(農薬を使う農家さん)さんが この畑は認証を取ろうとして 畑を分けていたりする実態を見ると まじめにやっている有機農家は とても参加しようと思わないんじゃないかな 遺伝子組み替えOKの農家さんがJAS有機の認証を取得して野菜を売っているということを 消費者はどう捉えるのだろうか?

正直言って 現場でやっている僕からすると なにやら人事のように思える 有機野菜と名乗れないのなら オーガニック野菜とでも名のろうか?でもこれも違反なんだろうな じゃバイオダイナミック野菜か それとも百姓野菜?風に吹かれて百姓野菜?(どこかで聞いた感じだな) ほんと どうでもいいや・・・  

3 thoughts on “お野菜セットと 認証問題

  1.  わが方はキャベツ、白菜、ブロッコリーは諦めました。これらがないとまったくもってセットには寂しいものがありますよ。認証制度は趣旨はわかりまが・・・・・・です(多くを語らず)。

  2. こんにちは。

    「遺伝子組み替えOKの農家さんがJAS有機の認証を取得して野菜を売っている」

    というのはどういう事でしょうか?意見として遺伝子組み換えOKの人が,という意味ですか?それって何か問題ありますか?

  3. 私の知ってる農薬や化学肥料を使用しない農家も小規模でされているところが多く、認証とその更新にかかる費用が負担になり作物や加工品に価格を上乗せすることになるのでJAS認証をとられていないです。
    小規模農家さんの場合は消費者との顔の見える関係(信頼)つくりが一番ですね。

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