バイオダイナミック農法

冬の雪 『豊な土作りについて』

06d964ff.今日の写真 これは2年前の以前の農園でのちょうど同じ時期に畑に雪が積もった写真です 子供のころ田んぼに積もった一面の雪景色を見て わーわー騒ぎながら走り回ったり 野球やボール蹴ったりしたことを思い出す このときも思わず自分の畑を走り回りたい衝動に駆られたけど そこはもう立派な(?)大人 走らないけど 小水で雪を溶かすのはやってしまった(ガキ以下か?)

てことで 今日のテーマ 『豊な土作りについて』 米どころの魚沼はじめ新潟ではこの冬の時期にしっかりと大地が雪に覆われていることにより 豊な土壌が出来るという話はよく聞かれること 冬の間 このように表層が何かに覆われていて いわゆるマルチの役目を果たして豊かさを促進するという考えは パーマカルチャーの基本原則 積層マルチと同じ オーストラリアを中心に発展したパーマカルチャーでは 土壌そのものを豊にするというよりも 表層を有機物で覆い隠しその隙間などに微生物や各種の虫なども含めて 多様性をもたらすことによる野菜作りとなる そして これはいわゆる自然農法での 不耕起栽培 つまりトラクターなどで畑を耕さない 自然の力で作り上げられた豊な土壌を破壊しないという考え に繋がる 

翻って バイオダイナミック農法による30年にわたる蓄積されたデータでは 秋の収穫後 畑は しっかりと深く耕し ざっくりとした畝を立てて冬の間さらす(こうすることにより宇宙の力を取り込む) この方法が一番春以降の作付けには効果がある とのことだ 当然堆肥も投入して しっかりと施肥もするわけで 最近流行の 無肥料ではない 今のところ このようにいろんな考え方なり やり方があって どれがいいとかは一概に言えない もちろんどうやったところで 農薬とかは論外なのは当然のこと 僕自身ははっきり言って どんなやり方でもいいと思っている 百姓という立場からすれば 効率的で 最も豊さを追求できて 最終的には腰抜かすほどのうまい野菜ができることが一番 ただ現実的には無肥料では うまい野菜を継続して作るのは難しい 畑を耕さないというのは 効率の問題からも あまりいい方法とは思えない そして時間もかかる 猫の額ほどの畑ならば それでもいいとは思うが・・(おお 今日の日記は真摯に農業に取り組む姿勢が全面に出て好感度アップか?)

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