百姓の詩

聖護院大根 『マラドーナ』

d192b2f2.今日の写真 聖護院大根 できてきました これは年内出荷のもの もう1本は寒い年明けになる 通常の大根と一緒に入れると 大根ばかりのセットでこれまた箱ぱんぱんなので どうしようか?

僕が使っている畑は全部で 3箇所に別れているのだけど 一番広いところで 玉ねぎの場所をトラクターかけていると お隣のさつまいも畑 5反あまりを収穫していた 人数およそ 10人 旦那さん 息子さん おばあちゃん おじいちゃんと一家みんなで仲良くやっている 全部あわせて1町あまりを 一日かけてさつまいもを がんがん機械でほりあげて 収穫コンテナ 何百ケースと恐ろしい量ががんがん どこかへ運ばれていく 凄まじい 途中 (あんた この広さ一人でやっているの?)と聞かれ はい と答えると (へやー?!)と おばあちゃんが 裏返った声をあげる 旦那さんは なんと 直売所を経営もされていて 昨年来の 偽装事件が相次ぐ中 毎月 20パーセント増しで 売上が伸びているのだそう 相当儲かっているようだ うーん どうやら 僕以外の農家さんは みんな景気がよさそうで うらやましいことこのうえない 

今日のねた 昨日 衝撃的なニュースが・・・ マラドーナがアルゼンチン代表監督にとのこと そう サッカー界におけるスーパースター ディエゴ・マラドーナ 神様ペレよりも イタリアの至宝 ばっじょ そして ジダン ジーコ あらゆる一流スターが 別格と認める マラドーナ 左足しか使わず 身長は163センチ 3人がかりで守っても 意味をなさないフェイント 現役当時 試合の内容よりも 彼の ひとつのパス トラップ ドリブル それだけを見に 会場は溢れかえった 彼の出現により サッカー界は 戦術の変更を余儀なくされたほどだった サッカーの為に生まれた 1つの到達点 それがマラドーナだ イタリア南部という 政治的にも経済的にも 北部との格差が歴然としている ナポリの町を 見事優勝へと導いた彼の存在は いまだにアイドルそのものだ 
 
 そして その後 自ら引き寄せたたくさんの悲劇 コカイン中毒 ドーピング マフィアとの関係 天は2物を与えなかった ボールをもたせたら彼に不可能はなかったが その振る舞いは ピッチの中でしかなく 落ちたヒーロー 悪役ぶりは 世界中を悲しませた 表舞台から消えた彼は 同じポップスター マイケル・ジャクソンと並んで ゴシップスターへと変貌を遂げ サッカーの世界へは もう戻ることはないかと思われた そんな中 代表監督に就任 薬物中毒者を監督に据える アルゼンチンも凄いが 国民も熱狂的に迎えているようだ まあ メッシやら タレントに豊富な国だから ベンチで何もしなくても 勝てるとは思うが たぶん 今でもマラドーナ監督がフリーキックぐらいなら一番うまいだろうから どさくさにまぎれて 試合でも蹴ってしまうのでは?と 今から ひやひやしているのは 僕だけじゃないだろう 表舞台に戻った マラドーナ 輝きを取り戻すことができるのか? (そして 百姓日記にも関わらず サッカーのことをこれほど熱く語る俺 この情熱を仕事に向けたら 売上も多少上がるんじゃないのか?え?) 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA