バイオダイナミック農法

薬の力 オーガニックと21世紀

b0425fbb.jpgようやく薬が効いたこともあり 午前中いっぱいまで寝る 医者からくれる薬はどうしてこうも効くのだろうか たぶん 効能以上にプロとしての祈りが入っているのかもしれない
 起きると 左の顎の下部分が相変わらず 腫れていて 拳よりもちょっと小さいぐらいの大きさだ 口が開けられないので 流動食を食べる というよりも右の空いた口の端から コンビニで買った エネルギー体かなんか得体の知れないものを 流し込むだけ 抗生物質を飲んでいるので 身体が重くていうことがきかない 
 午後からは きのこ堆肥を取りに行く こんな状態になるとわかっていたら 決して受ける話じゃなかったけど ずいぶん前からお願いされていたので 仕方ない 一人で 軽トラ4台分 を 2時間かけて運ぶ 肉体労働というものは まったくもって 意味のある修行だと思う 人は身体を動かさねばけっして 知り得ない領域というものがある 今日は それをつくづくと感じた しんどければしんどいほど 何かを僕に伝えてくれる

 今週末にはまた 二つのトークイベントがあって またいろんな話をさせていただく テーマは オーガニックということが中心となる (オーガニック)訳すと 有機的 では 有機的とは何? 農業の世界では オーガニックといえば 主に土壌の話になる でも 実際はそれはほんの一部の領域だ 本当の意味で言えば もっと大きな枠組みで考えなくてはいけない話だけど それは 一介の農業者にとっては 抱えきれない問題にあたる その地域の環境 その国 アジア そして地球 さらには・・・と大きな輪が続く
 いくら 自分が薬を使っていないからといって それだけで何が解決できるのか? 

シュタイナーの雑誌のインタビューで 先日お話してその校正記事が編集長からさっきメールで届いた 古民家で質問されるままに話をしている中で (21世紀はどうなるんでしょう?) みたいな質問があったようで 自分でもあまり覚えていないけど こう答えている(生態系 命 魂)この3つを基軸とした 社会を作っていくこと 
 つい 100年ちょっと前までこの国は 武士 というものが統治していたわけだけど 
幕府がなくなるほんの数日前でも その崩壊の足音が聞こえない人はたくさんいた 世が変わるときというのは まさに目にもとまらぬスピードで走っていくわけで それは 物理的なスピードではなくて 人のメンタルの中で起きるからだ 意識が変わるときは 一瞬で変わる 今から100年後 2110年という年代に何が起きているのか 想像できるだろうか? 僕には変な確信がある 先の3つのテーマは その時代にはたぶんそんなにははずれてないと思う 10年先を見るのは簡単じゃないと思うけど 100年後ってそんなには難しく感じないと思うのは たぶん 僕だけじゃないはずだ・・・今日の写真 冬場に活躍してくれる予定の ターサイ 

2 thoughts on “薬の力 オーガニックと21世紀

  1. 今季初のお大根おいしかったですよ~煮物に消えていきました。ありがとうございます。どうぞどうぞお大事に!

  2. >いつもお世話になります 満足していただいたようでよかったです お待たせいたしました
    これから どんどん大根出荷といきたいです
    どうぞ よろしくお願いいたします

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