百姓の詩

あいがも じゃが掘り機 児玉清氏・・僕はあなたが好きだった

6月27あいがも

今日の写真 かわいいあいがも君 ここらあたりでは ぼちぼちやっている人がいて こうしてたまに覗く 軽トラを田んぼの脇に近付けると 餌をもらえるかと思ったのか なにやら鳴き声を挙げながら大挙して押し寄せてくる
 でも もらえないとわかると すぐにつれなく去っていく なので 一瞬を逃さずシャッターチャンスを狙った

 しかして 先日の暑さには参ったね そして 昨日今日のこの寒さ 体ガタガタになっちゃうよ 今年の梅雨入りは一番早かったわけだけど それほど 雨は降ってない 今日も降るかと思ったが 成田ではほとんど降らず・・・
梅雨明けはいつになるだろうか・・・と それに関係しているのが じゃがいも掘り・・・例年だと ひたすら手作業での掘り上げなので もう6月末には へとへとになっているのだけど 今年は 最強 芋掘り機を注文した
で ずっと待っているのだけど 来ない・・・先週末には来る予定だったのだけど 来ない・・・・てことで 今日お昼頃に 担当の若いメガネの男の子から連絡をもらう
(ご迷惑かけてすいません・・・えーと ちょっととらぶってて・・・在庫確認して注文出したのですけど 結局7月5以降になってしまいそうなんですが・・・・)(それは困るな だって 6月半ばにはお願いしてるわけだから・・・7月だともう 人参始まるし・・・中古でもなんでもいから持ってきてもらえないかな?)(・・・わかりました・・・ちょっとあたってみます・・・) てな状況 ま 大きな会社なので 中の実情は知らない とにかく 持ってきてもらわないことには 仕事にならない 会社組織というのは僕の経験だと たぶん 優先順位があって 他に回っているだけ・・・なので 強く言うことで 僕の優先順位を挙げてもらうしかない 特定の誰かが困ることがないのが 大きな会社のメリットでもあり デメリットでもあるので 僕はひたすら強気に行くしかない 約2時間後(すいません ご迷惑かけまして ちょっと他府県の店舗で1台ありましたので 配送お願いして明日届きます!それでよろしかったでしょうか?)ふむふむ・・・やればできるじゃないか てことで 明日からひたすら じゃが掘りだけど なんせ その威力は絶大 トラクターに装着して 乗っているだけで 芋がごろごろ出てくる たぶん 僕は昇天すること間違いなし!

 先日 児玉 清氏が亡くなった 僕は彼のファンで ラジオの朝11時からの人生相談での司会ぶりが好きだった 相談者に対して常に優しく 愛情を持って接して その節度ある態度には 大人としての品位が漂っていた
猛烈な読書家としても よく知られていて 彼が勧める本は いつか必ず読んでみたいと思わせる説得力があった だけど 温厚だった人柄の陰で 若いころなどはかなりのアウトサイダーだったのを ご存じでしょうか?
 あの黒澤明監督の映画で まだぺーぺーだった彼が うまく演技できなくて 怒鳴られまくったのが気に入らなくて 現場でただ一人 最後まで反抗的な態度を貫いた (僕はだめなんだな どれだけ偉いのか知らないけど 人の立場ってものを尊重しないやり方には我慢できなんだな・・・)と 後にコメントしている 
 撮影が終わって 天皇黒澤監督は (あの態度を生涯やり続ければ彼はものになるよ)と語ったそうな・・・
彼は 立派な役者になって ものになったんだと思う だけど どうして 素晴らしい人は先に逝くのだろう?
もっと早くいかなくちゃいけない人はたくさんいるように思うけど・・・(そんなこと言ってはいけないんだろうね)
でも 彼は震災のことなど もうこれ以上 社会や世の中が醜くなるのが嫌だったのかもしれないな とちょっと想う・・・合掌

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