百姓の詩

台風が過ぎ去る 福島牛 芥川賞作家西村氏

7月20 おくら出荷

さて 今日の写真 ぼちぼち取れて来たおくら 夏はねばねば系でもって 体力維持ですな・・・でもって やってきましたね 台風6号 九州・四国などの状況を見ていて 戦々恐々としていたわけだけど関東は肩透かし・・運よくそれてくれたようだ 思ったよりも 雨・風それほどでもなく 雨にいたっては もう少し降ってくれてもよかったぐらいだ
 今日は朝一番はまだ ざーざー雨と風凄かったけど 午後から回復 がんがん仕事する この湿り気を利用せねば 1週間もすれば また 熱地獄 明日もまた 出荷終わってからやることいっぱいということです・・・

 例の福島で多発している 牛肉の汚染の問題 当然 こうしたことはもう想定できたろう 現場は常に割を食う 
出荷した農家は被害者なのです 彼らに責任はない そして こういうことを言ってはいけないとは思うけども
不安になる 消費者の気持ちはわかるけれども 僕個人の感想を言わせてもらえば (だったら 普段からちゃんとしたもん食ってるのか?) と愚痴りたい 某ふぁーすとふーど そして コンビニ そして いたるところにある 自動販売機 単に見慣れているだけだからだと思うけど それって 本当にまともなものか? ということだ レシピすら公開しない 企業は山ほどある 僕は 大学に入って 一番最初にバイトしたのが 某大手ハンバーガーチェーン店だった そこでは バイトが腹減って 冷凍肉食ってお腹壊して入院したそうだけど 口止め料をたくさんもらったとか 社員は絶対自社のものを口にしない・・・とか 巷にあふれている食材は 単に慣れているだけで もともとろくでもないものは山ほどある だからと言って 先の牛肉のように不安になる気持はよくわかります 
 でも 起きてしまったことはもう起きてしまったことです 今後 数十年単位で この国は放射能と一緒に暮らしていくのです あなただけ私だけ 潔癖に一切のものを排除するということは 難しいでしょう どうぞ 冷静になって これからもこの国で生きていきましょう 最後に 江戸時代には 百姓には (生かさず殺さず) という標語がありましたけど それから 現代文明になったわけだけども 今の時代 百姓は (生かさず殺せ) ・・・・そういうことでしょう? これって

 今日 ラジオで先の芥川賞作家 西村健太氏が出ていた まだ著作は読んでないけど いろいろと話題だ なんといっても その作風が凄いらしい ひたすら 社会の底辺を歩く主人公ばかり こんなにだめな人間が世の中にいるんだ と 勇気づけられて引きこもりから 脱することができた とか 凄いエピソード満載 本人は 中卒 そいて 前科2犯 完全なアウトローですね 
 本人は良い人らしく  豪快に笑うのが良かった 彼の台詞(いくら金なくても 女は欲しいので 若いころはナンパするんですけど かわいい人にはとても声をかけられない そこで ちょっとランクを落とした あまり もてなさそうな 女の人に声をかけて誘おうとするのだけど 意外と そういうちょいぶす の人の方が プライドが高くてなかなか ついてこなかったんですねー) 久々に 軽トラのハンドル叩いて 笑った笑った 

 先の芥川賞の記者会見 隣には 朝吹女史という エリート大学教授一家の箱入り娘が立っていて そのコントラストが最高だった 西村氏には すでに若いころから 社会をあきらめ 男としてのプライドも捨てに捨て去って それでも尚 最後に残ったもの それを必死に自分で庇いながら歩く潔さがある 同じ底辺を歩くものとして 親近感を覚えずにはいられない 時間あったら そのうち読んでみようと思う 

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