百姓の詩

白菜に水やり 地上デジタルの不思議 人との出会いの不思議

7月25白菜に水やり

なぜ 財布の中の小銭は油断するとどんどん膨らんでいくのか?(レジで後ろの列を待たせたまま細かい小銭を出せるおばさんが超うらやまし)
 今日の写真 植えたばかりの白菜・キャベツの1番手に水やり 台風が去ってそれほど暑くない日々が続く 人参も1番手が発芽してきた 7月に入ってからの猛暑はどこへやら・・・体は助かるし 野菜にも良いけど 夏野菜の連中は (暑さが足らねーな)と 不満たらたらのようだ・・・(俺にどうしろと?)

さて 昨日のお昼には例の地上デジタルが始まり 当然僕は何もしていないので 家に帰ったらテレビが映らないものだ と思っていたけど 砂嵐かな? と見てみると なんと!普通に見れる うーむ・・・これっってひょっとして 僕が住んでいる アパートごと 何かケーブルテレビみたいなものに 入っているということ? なんにしろ 見れるからラッキーだ 当日 研修生Tさんが 僕の現状を憐れんで (アナログテレビでも見れる方法)のようなチラシをくれたけど 対策は必要なかった ま 何万も出して テレビ買うのならば 迷わず 農業資材を買うわけで・・・でも 絶対に 某公共放送には金は払わない

 人との出会い・・・・昨日日曜日は 研修生Tさん よくお手伝いに来てくれる お客様のYさん そして この前の畑ツアーで初めて会った K君( 彼のお子さんの名前は なんと コスモちゃんと言うんですよ凄くね?おじさんこれには一本取られちゃった) 農業をどうしてもやりたいというK君 うーむ・・・ 小さいお子さん二人を抱えて 農業を夢見るわけだけど これから住み込みの研修に行けず 今後 どうやったら農業を始められるか 正直 会う前は (そんなの無理無理あきらめな)と 説教するつもりだったけど 彼を一目見て うーむ 明らかに社会との折り合いが悪そう・・・そうなんです つまり 僕と同じ匂いなんですな(いい意味でだよ)ああ 彼には農業しかないのかもしれないな と思ったので 僕もできるだけのことはしようと考えを改めました 
 研修生Tさん そして Yさん このK君 たまたま この日曜日に一緒に作業をしてくれたわけだけども たぶん 深い繋がりのようなものがあるのでしょう 何かをやろうと 決めて行動していくと 必ずや そこには試練が訪れる それはまるで (本当にお前はこれをやりたいのか?あ? 単なるポーズではないのか?)と言わんばかりの ことが襲いかかる そして それは 人との出会いもそうで 僕からすると とてもにこやかに近づいてくる人が 意外と曲者だったり でも その友達が何年も助けれくれる深い関係になったり・・・・人とどの時点で出会い そして 別れ往くのか・・・それは たぶん 本当の意味で最大のミステリーになっていて 死んであの世に行った時に その説明を受けることがあったならば 初めてその深遠なテーマに驚愕するのでしょう 
 
 僕は 農業を始めて いろんな出会いがあり 別れがあり それは今後も続いていくわけだけど 瞬時にいろんなものを感じるようにだんだんなりました 初対面で ああこの人とは深くなるな とか ああ 一期一会だな とか・・・もちろん 予想を裏切ることもありますが 毎日 畑を黙々とやっている 僕にとっては 人と会う機会というのは 特別なこと いろんな意味で その瞬間に無意識に祈りを込めます
ひょっとしたら どこかの街角と違って 畑での人の出会いというのは タイムスリップしているかのようで 時の流れを変えてしまう 魔法のような力が働いているのかもしれません でも それって ロマンチックじゃね?

 

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