百姓の詩

畑ツアー3月4(日)! 里芋芽 あなたはイノセントでいられますか?

2月5里芋の芽

まずは 畑ツアー!3月4(日)大根抜きまくり・(全部抜いちゃってください編)です! もちろん大量お持ち帰りOK ホームページにアップしています どうぞ 前回中止になりましたので 奮ってご参加お願いいたします これを逃すと 農繁期のため しばらくはできません どうぞ よろしくお願いします!
 それと ツイッター 始めました 同じくホームページにアップしています もしよろしければフォローなどしてやってくださいませ 合わせてよろしくお願いします!

 さて 今日の写真 里芋です これ里芋の芽ですね この時期にこんなにも伸びているのは始めてかも・・・やはり 寒いからでしょうか・・・

今朝の朝日新聞一面 原子力委員の3人に原発関連企業などから寄付金が渡っていた との記事 そしてその3名に朝日は釈明を求めている その一人 天下の東大教授@田中氏のコメント(研究のために受けている 寄付で発言が影響されてはいけないという意識がかえって高まる)とのこと もし 本当にこうしたことを言っているとするならば ボブ・ディランの言葉を送りたい (どんな気分だい?それを釈明している時のあんたの気分はどんなふうだい?)
 社会に出て働きはじめ 人はいろんなしがらみと共に生きていく 仕事とはそうしたものだろう 先の偉い先生だけでなくみんな そうなんだと思う 特に立場が大きくなればなるほど そうした重圧はかかってくるだろう
なので ある意味 仕方のないことかもしれない そんなには重大な罪じゃないのかもしれない だけど 一人の人の心の片隅にある そうした言いようのない ある種 とても疲れた感じのやるせないものが たくさん集まったらどうだろうか? 社会は多くの人によって構成されているわけで そうした 一人ひとりの心の奥にある おり のようにたまったものが たくさん集まれば 自然ともっと大きな淀んだものになるわけで 今の社会がどうにも 行き詰ったものだと感じているのなら その原因は これ と言って一言で言い表せるものでないとしたら こうした 一人一人の心の奥にある 闇 のようなところから発生しているのかもしれない だからこそ 一人で立ち向かうことが難しいとも言える

 イノセントでいたい 農業の世界にそう思って飛び込んだ ラーメン屋をやろうとしたこともある 化粧品を売りさばこうかと思ったこともある 半導体のラインにも並び トラックも転がした いろんな仕事をやってきて 痛切に思ったこと それは イノセントでありたい というのが僕の願いだった 金や物はいらない ただ 自分のありようとして そうありたいと思った そして 百姓となって 一人で飯を食うようになって どうなったか?
はたして 今の自分はどうなんだろうか? 一般の方よりかは 自由だろうし しがらみはないだろう だけど なってみれば そうそう イノセントと言えるほど かっこいいものじゃない いつだったか 将来夫婦で農業をやりたい という若い二人が畑ツアーに来たけど 僕のやっていることが (うらやましい)と思ったようだ 
 僕は複雑な気分だった 今の僕が手にしているものは うらやましがられるようなものではないと思う 休みもなく なんとか食っていけるので精いっぱい 心配なことは山ほどある あげくの果てに空から得たいのしれないものまで降ってくる始末 おかげで たくさんの人が去って行った でも 最後の砦 だけは誰にも渡してない
 
 おそらく有機農業 というものはそうしたものだろう ビジネスとして割り切れるんならばそんなに簡単なことはない だけれども 絶対にそうできない部分が最後には 活路を見出すことができる 僕はそう信じて これからも農業をやっていこうと思う・・・・

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