カフェオープンへ向けて

白系かぼちゃ収穫 実践者の言葉~和としてのオーガニック

8月4白系かぼちゃ収穫
今日の写真 はてさて 8月に入りました てことで 後半戦の白系かぼちゃ@貯蔵用越冬分 の収穫です これはなんといっても 冬場の大事な1品目・・・この白系だけで 約1反あまりの作付けになります しかして結果は・・・うーむ 不作 昨年だめだったので 気合い入れてやりましたけども 収量が非常に良くない うーむ 何が原因でしょうか? あんなにたくさん 株数作づけたのに 今回収穫第一弾で 予定では軽く30コンテナはいくかな と思ったけども 約半分・・・・泣きそうだ ま もうちょっと待ちながらの収穫 第2弾 第3弾となりますが どれぐらいいくのか・・・・うーむ てことで 今週のかぼちゃは いよいよ コリンキーの出荷が始まります

 さて 昨日はよんどころのない事情で 成田近辺をぐるぐるする その中で 成田でほぼ老獪のオーガニックのカフェに赴く 名前は風楽さん といいます こちらの店主さんは 僕が成田に来るきっかけを作っていただいた 本当にお世話になっている方です 僕が (和)としての オーガニックで 最も尊敬しているシェフさんがお二人いらして お一人が いつもお世話になっている NONONA(ののな)さん@平塚駅南口 磯部様 そして この風楽 さんの川端様 です 前者の磯部様は 伝統的な和風の中にも 決して素人では出せない 厳しい徒弟制度をくぐってしか得られない 深い技術があり おそらく 顧客自身が試されるレベルにあるものです 圧倒的なものがあります 
 そして 川端さんは 実際に畑もやり この有機農業というものに これだけ精通して北総台地にいる主だった有機農家はすべて 御存知 その栽培方法も含めて 野菜に寄りそうことのできる 数少ない生産者の側に立てるシェフの一人です 僕が来年 出店しようと思っている カフェではもちろんメインは お野菜なわけですが このお二人の
まねなど到底できないことは よくわかっているので いかにして 素人として 参考にさせていただいて 生産者としての 解釈や食べ方のご紹介 という領域でなんとかヒントを出していこうと思っています
 そして この風楽さん 毎回 うなるのですね 例をひとつ・・・毎回おまかせの昼のセットランチを頼むのですけども 今回珍しく 豆をカレー風のスパイスをきかせたものが出てきました おっと! と思い 一口 通常 和のオーガニックとしては スパイスは扱いが難しい 和食にカレーが出てきたら すべて 口の中はカレー味になってしまうように その味付けをどうするのか です もちろんスパイスは抑え目ですが 全体の料理を壊さず しっかりと和としての品位を保っているのですね うーむ・・・そして 隣のモロヘイヤとオクラのねばねば系を ほとんど味付けしない という繊細さ 通常 必ず しょうゆやだしの味などで 付け足そうとするのですけども そこを 何もしない勇気が凄い・・・ ランチを堪能したあとで じっくりお話を伺うことができました ・・

 僕が都内のオーガニック系のカフェやレストランはなぜあんなにもまずいのでしょうか? との質問に (ああ・・・そうね・・・マクロビ系は総じて???ところが多いかもね・・・味付けの薄さにこだわりすぎるのと やはり 思想的なことが全面に出てるからかも・・・)とのこと うーむ まったくもって僕が思っていたことと ぴったり一致したので 驚きました そして 当然 来年のカフェのご相談も・・・(大変よ!いかに固定費を安くするかね・・・一日の売り上げはいくらを想定しているの?) との質問に 答えると (甘い甘い!) とのこと (計画通りいかないわよ!)とのことで 具体的に 電気のアンペアから 冷蔵庫のことなどなど 細かい点をたくさんご指摘いただく ・・・すべては 実践者の貴重なお言葉 僕が新規就農を目指す素人に 説教するのと同じ 肝に銘じて また お時間頂戴して 勉強させてください と頭を下げさせていただきました うーむ 固定費の主たる家賃の問題 そして そこからはじき出される一日の売り上げの想定・・・ここが最初の難関 もちろん家賃は安いに越したことはないけどもね・・・・てことで まだまだ 甘い段階にいるわけで どんどんこれから ハードルを挙げて そして 超えていくことですな すべては修行です・・・・

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