自然や生態系

寒の戻り 電動ノコ 

4月7電動ノコ
4月の上旬というのは有機農家にとっては危険な季節 そう 暖かくなったはずだけども この時期 4月半ばまでに2回程度 寒の戻り というやつがある これが怖い・・・植えたばかりの ズッキーニやらかぼちゃの苗は夏使用なので 外気が4度を下回ると枯れる可能性があるのですね・・・昨夜はかなり冷えた そして今晩も冷えている・・・
 ま 芽が出たばかりのじゃがいも君たちは 枯れてもまたすぐ芽が出るが そのほかの野菜はそうはいかない
緊張が続きます・・・・

 さて 今日の写真・・・電動ノコです トマト専用雨避けパイプの作成をするべく 直間パイプをぶった切っているところです 野菜作りというのは 実は 使う資材ひとつでずいぶんと出来が違ってくるものです もちろん 土作りや使う肥料もそうなのですが 使用するマルチビニールの株間が違うだけで 出来は大きく左右されるものです そして どの資材をどのように使うのかはこれまた 人によってですので 千差万別・・・・さて 夏が近づくにつれて 夏野菜の準備に入っているわけですが トマトといえば ハウス栽培か 雨避けと相場は決まっています 我が農園はハウスは育苗だけなので 露地での雨避け栽培となるわけです そして 農業専門店などで 売られている雨避けパイプハウス トマト用ってやつがあるのですけども これまた ひどいしろものでして 結論から言えば 使いものになりません・・・・(どうして農業資材メーカーは一度でも自分で使ってみたことあるんだろうか?え?)
てことで 自分が気に食わなければ 作るしかありません ってことで この電動ノコの登場となったわけです・・・
 
 さて 農業の世界に飛び込んだ時に思ったこと それは・・・(農業というのは 畑で作物を作るだけではない そのほかの技術 土木や小屋を作る いろんな機械に精通するなど多岐にわたらねばだめだ) ということです その中でも なんでも自分で作れる というのは 必須な技術だということです 自分で工夫して 使いやすいように加工または 最初から作れることができたらば それはそれでおもしろいし まさに 百姓とは言った者で クリエイティブ ということはまさにこのことなんですね・・・そのためには こうしたいろんな機械や道具を 時間をかけて集めていかねばなりません とんかち(げんのうと言います)だけでは 歯が立たないのですね・・・

 季節は4月・・・・カフェオープンまで 半年を切る しかして 農繁期に入ったこともあり 準備は停滞気味 おそらくはこの夏がひとつの勝負となる 時が満ちるまで待つ・・・・今はそんな心境です・・・合掌

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