コラム・百姓から見た世のつれづれ

生バジル 潅水チューブ破れて僕のハートもぼろぼろ 8月と言えば・・・・戦争

8月15生バジル
今日の写真 昨年の8月15に初出荷の生バジル おお もうそんな時期ですな 茄子を収穫していると 畝間に植えたこのバジルが大きくなってきて いい香りが充満している 朝一番で香る畑のバジルは最高です てことで 今年もそろそろ出荷に入ります・・・

 しかして 雨が降らない 今日も午後からは 人参の潅水に追われまくる そして とうとう・・・研修生Aさんが なにやら叫んでいるので振り返ると 破れた潅水チューブから大量の水が漏れている・・・・・うう(泣く)
 一度破れた潅水チューブは元には戻らない・・・ 新しいのに取り替えてまた潅水すると 立て続けに今度は別のところから2箇所・・・・・(さらに泣く) もう 新しいのはないので また 新品を買ってくる(1万円!) 4本を取り替えて さらに潅水・・・夕方 潅水チューブから飛び立つ きれいな水を横から見ると きれいな虹ができている しかして もうこちらは じべたに座り込んでへとへとに疲れる・・・
 今週末 待望の台風がやってくる お願いだから 雨降って・・・と祈る 

 戦争の罪・・・8月のテーマといえば 戦争・・・今年は集団的自衛権でもって なにやらきなくさく盛り上あがっている そんな中 今日のラジオだったか・・・ポルポト派の最高幹部 実質 ナンバー2の政治犯にようやく終身刑が言い渡された とニュースがあった ここまで 35年かかったわけです そう ポルポト派 といえば クメール・リュージュ たしか 僕が20歳で浪人生2年目で 予備校に通っていたときに 見た映画 (キリング・フィールド)
 一緒に勉強していた友人と 気晴らしに映画館に行き なんとなく見たわけだけども そんな ゆうちょな映画ではなくて まあ 川一面に人骨が散らばる中を歩く とか 当時は何の意識も持っていなかった僕にとっては 強烈な体験でした 全人口の 4分の1だか5分の1だかを抹殺した といわれるポルポト 本人はたしか ソルボンヌ大学を主席で卒業した エリートだったわけだけども 都市に住む 知識人と言われる職業を皆 田舎に連れて行き 過酷な労働を与えて 少しでも反逆すれば処刑が待つという日々 主人公は 召使いのように扱われるが 実は英語も話せる元エリート 何度も 耳元で 英語やフランス語で話しかけられて 反応すれば 即死が待つという過酷な状況の中で ひたすら耐えて ある日 一瞬のすきをついて逃げることに成功 アメリカ大使館に逃げこんで・・・という内容で 当時は ひたすら受験というものを耐えに耐えていた僕には 今でもその緊張感は焼きついています・・ 戦争は よかれと思って起こすものです そう 国を思い 祖国を思い 外国に遅れを取るまい 将来 生まrてくる子供たちに恥ずかしい思いをさせたくない そう思って 安部さんは 集団的自衛権を推し進めているんでしょう その動機が 純粋であればあるほど 狂気を孕むのです 真面目に国を思う その気持ちが 戦争へと一歩近づくとすれば 不真面目な 泣き続ける恥さらしの議員のほうがましと言えるのか? ってことですな・・・(いったいどのあたりが落としどころとすればいいんでしょうか・・・・)

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