自然や生態系

聖護院大根 人間には生態系の意味などわかりません・・・アリと同じく

10月2聖護院大根
今日の写真 さて10月に入りまして 続々と秋のお野菜が出てきますが これは聖護院大根 まだちょっと小さくて 丸くなってないのだけども 芋と葉物ばかりのお野菜セットなので ちょっと前倒しで出荷いたします・・・冬の根菜といえば 大根 そして 人参・・・・これから 大地は眠りにつきます そして その滋養を貯めて この根菜類と呼ばれるお野菜たちにそのエネルギーを供給します 冬の寒い寒い日には 熱々の根菜を煮て食べると体が優しくなります その時期にはちょっとまだ早いですけども 聖護院大根 どうぞ よろしくです!

 御嶽山による噴火で 多数の方がお亡くなりになった(ご冥福をお祈りいたします・・) 頂上付近で被害に遭われた方は何が起きているのかわからないまま事態に遭遇したのだと思います 自然とは 生態系とは 人間から見るに 理不尽 の一言です 毎日 東から太陽が昇ることが当然だと思って僕らは生きていますが その 同じ次元で このようなことを見ることができるのか それは 自分たちの作った生態系とは相反するルールで生きている僕らには そうは思えないでしょう だからこそ 理不尽 と思えるのだと思います 
僕は百姓なので 年を通じて 計画を練って 畑に野菜を作付けます それで飯を食っていますから 何があろうとも なんとか形にして お客様にお野菜を出荷しています しかして 何年もやっていると どうにもならん! と思える時があるのですね 台風であったり 大雨であったり 酷暑であったり・・・理不尽の先にある 諦めの気持ちがわいてきて いろんな自分の中にあるものを どんどこ手放していき 最後には どこかにたどり着きます・・・

 昔読んだ 何かの本に書いてあった事・・・・アリの世界の話 その本に出てくる アリの世界では (最果ての地)と呼ばれる場所があって その場所は 突如 真っ平らで 黒くてその地平線の先までそれは永遠に続いている
そして その場所に 足を踏み入れて しばらくすると どこからともなく ものすごい音が響き渡り そして 次の瞬間には その場所に踏み込んでいった仲間のアリは ぺっちゃんこになっている・・・なぜそうなったのか 誰にも理由がわからない そして 何人もの(アリ)たちが その世界にチャレンジして そして 誰も帰ってはこなかった・・・
 それが 彼らの神の世界であり 何らかの鉄槌であり そして 理不尽 そのものでもあった・・・これいったい何のことが書いてあるかわかりますかね? 実はそれは 僕らの世界での 高速道路のことなんですね そう アリには 時速100キロで走り抜ける車は見えていないんですね 高速道路に踏み入れたアリたちは みんな 車に踏み潰されているという話です・・・・人間には 生態系の意味などわからない 地球の意志などわからない それは アリが高速道路というものの意味合いがわからないのと同じで 人間にはわからないような仕組みになっている と 僕は思います そして そこにアクセスするほぼ唯一の方法とすれば (畏れと祈り) しかないのだと思います そして 今の我々は あまりにも 傲慢すぎるからこそ そこにアクセスすることはできない でも古代の人々 自然と一体となっていた古代の人たちは たぶん 地球の意志を理解していたのだと僕は思います そして 長い間 種を僕らに紡いできたのだと思います・・・・・(僕らは後世にその種を残せるんでしょうかね?)  

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