カフェオープンへ向けて

最後のキャベツ類 何にもわかっちゃいません~生命のことはチベットに学べ 明日からロールプレイ

20156月20
今日の写真 最後のキャベツ類 うーむ・・・今年は何かと作付けが厳しい 7月予定のキャベツ類が何もなくなってしまった・・・(泣く) 畑も広がり 研修生も脱走・・・業務用などのお野菜の出荷もそれなりに増えて 来週からはいよいよ 我が農園の直営カフェに自前の野菜を卸す ということにもなって 出荷もてんてこまいだ 昨日の出荷は件数も重なって ヤマトに持ち込んだのが 定刻ぎりぎりの7時ちかく 朝一番から 昼も休憩もすっ飛ばしてやってこの有様・・・ヤマトからの帰りはふらふらだった

 さっきの続きでもって・・・例年だと茄子・ピーマンがそろそろ爆発する時期 しかして 今年はそれはなさそう というのも どうやら病気が広がっている 一番手がこの状況で植えた2番手が遅い という最悪で眩暈がくらくらする・・・いつも言う事だけども 有機農業の世界における 努力 というのは何の相関関係もない 計画通りにちゃんと植えました きちんと雨が降ったのを待ってトラクターかけて 株間も揃えて種を播きました・・・そんなきちんとした仕事ぶりなどは何の意味もない 野菜ができなければすべてアウトなんですな 逆に言えば 野菜ができさえすれば すべてオールOK! いくらでも頭がおかしかろうが 人間的に問題があろうが 寝ながら作業しても 野菜がちゃんとできれば 何の問題もありません・・・それが 有機農業です(ま さぼっていてできることはありえませんが)
 そして さらに言えば 農業者は言います(私は〇〇を作っています) 丸の中はキャベツとか農産物・・・しかして 農業者はあくまでも 畑をデザインしてできるだろう予定を立てて 植えているに過ぎません 実際に作っているのは 自然であり 生態系であり 空と太陽と風と雨と何にも変わりようがない 大地なんですね 基本 植えたら あとはおまかせ・・農業者が作っているわけではないのですね 野菜ができる できない というのは 長年の経験と勘でおおよそのことはわかりますが でも 本当の本当のところは 実はブラックBOXなんですね もちろん 科学がどんどん進んでかなりの部分が解明されていて 何でもわかったような顔をしていますが 生命の根幹の部分は 実は いまだに誰もわかっちゃいません(いまだ人類は何もないところからアミノ酸ひとつ作れないのですからね) そのあたりのところは その昔 ダライラマに会いに行った時の 現地のラマ僧から 生命のなんたるかの不思議な成り立ちの話をたくさん聞いたのだけども むしろ そちらの世界のほうからのアプローチのほうが 僕にはわかりやすかったですな・・・ま 用は 百姓の思い通りにはならないんですな・・・所詮

 さて カフェオープンまで残り1週間 明日からいよいよ プレオープンということで ごくごく親しい身内の方に来ていただいて ロールプレイが始まります 実際にランチを提供いたします ま 小さい小さい店ですので 細々とやるわけですが・・ 当然 僕も明日から 毎週日曜日は 店に立ちます ふー・・・何十年ぶりだろうか 飲食の世界に戻るのは・・・まさか 水商売をやっていた20代のときにこう言われたらなんと思ったことでしょう (お前さあ!年取ったら 百姓になって それから 店やることになるよ!) もう SFですわな・・・・ 

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