百姓の詩

泥まみれの人参収穫は時にみじめ・・・期待など一切 女優というもの 夏が来る

2月9泥人参
今日の写真 雨の中の泥まみれの人参・・・ふと例の文科省の天下りのネットニュースにて たしか・・月に2日間の休みでもって年収1千万円 との記載があり へー・・・そうか 月に2日の休みかあ いいなあ それで1千万かあ 夢みたいだなあ・・・と ひとりごちていたけど よくよく見たらば なんと 月に2日の勤務でもって1千万ということらしい・・・ははは枠外でした(これは百姓にはお呼びじゃないですな)
 僕には休日というのは存在しない 今日はオフでしたが 夕方からは明日の出荷準備で畑に行って野菜を収穫せねばなりません 雨に打たれながらの収穫です 雨に打たれながらこの泥まみれの人参を掘っていると 時にみじめな気持ちになります それで思うのですね (ああ・・・俺はまだ何かを期待しているんだな)と・・・もしかして日本の消費者が目覚めて有機野菜を求めるようになるかも・・・とか 日本の田舎が僕のような新規就農者を快く受け入れる風潮が生まれるかも・・・とか 日本にオーガニック専門のスーパーが誕生するかも・・・とか 農水省が僕のような小規模の専業農家に助成金を支給する・・・・とか ある朝目覚めると頭の毛が20歳のときのようなロンゲになっていたり・・・とか(最後のは期待ではなく執着ですが) 有機農業を糧として生きるようになり いろんなものを手放してきたつもりだけども それでも そうした期待をかすかにでも持っているのだなと思う自分がいやでしょうがない・・・・俺はなににも誰にも貸しも借りも作りたくない そう思っているのにだ 雨に打たれると人は弱い・・・濡れたパンツが俺をだめにしていく

 ユーチューブで宮沢りえ を見た なんかのインタビューだったのだけども うーむ・・・この人はもう立派な女優さんなんだなと思った そして それは何を意味するのか と言われれば 人間 男 女 というジャンルがあるとすれば 時に 女優 という独立した枠組みがあるわけですが この枠組みはもしかしたらば 世界最強のジャンルだということです IT創業者 という枠もかなり強固ではありますが 人間の業 という意味でいえば 女優 のほうが一歩深い と思います あの明石家さんまが全く太刀打ちできない大竹しのぶ 軍隊でいえば一個師団程度 海軍特殊部隊(グリーンベレー)よりも強いと思われます あらゆる モラル 価値観 法律 社会常識 といったものを軽く超えていくことのできる存在 それを仕事で求められ 演じていく存在 彼女らに比べれば 毎夜パーティーに明け暮れるそこらのロックバンドなど へのかっぱでしょう・・・その強固さはどこから来るのかは 当然 女性だからですね 全く恐ろしいものです・・・ゆえに 女優 と結婚しよう などと思う男性がいたらば 周囲は全力で引き止めねばなりません だって 血を吸われて終わりなんですから(いやいや・・・) でも うまくいく方法なんてどう考えてもたぶんないでしょうよ・・・・

 気づけば2月も2週目・・・夏がやってくる そう 夏野菜の種まきが始まる ふー・・・頭は夏に切り替えねばな・・・・雪降りそうだけどね・・・ 

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