コラム・百姓から見た世のつれづれ

夕焼けが俺を導く・・・千年先にまで影響力を与えるということと ナノミクロンの薄っぺらさ

4月11夕焼け
今日の写真 一昨日だったかふと畑の奥を見上げると 陽が沈んでしばらくの光景が浮かびあがる この一瞬だけは 静寂に包まれる この農繁期 いろんな意味で 気持ちがあたふたする 体も前のめりになりがち そんなときに 生態系は見せてくれる 答えはない でも ここから見えてくるものはたくさんあるだろう すべての答えは 生態系にある 宇宙の真実もそして 人類の行く末も・・・僕はそう思っている 何かわからないことがあれば 生態系に委ねる それが 人ができる唯一のことであり 特権でもある コンタクトすれば必ずや答えを見せてくれるのだから・・・・

 今度 畑に雑誌取材で某女優さんがやってくるのだけど 専属スタッフYさんが心配して(ちゃんと股間に穴の開いてないズボン履いてくださいね・・・)と言われる うーむ・・・そのズボンで郵便局や買い物などどこでもお構いなく行くのだけどもね・・機能的にも優れていて いざというときに短時間で用を足せるし いったい何が問題なのか百姓の僕にはとんと見えてこないのだけどね・・・・答えを生態系に委ねようかと思っているが・・・さてどうなるか・・
 (Let it be・・・なすがままに とか?)

 人は自分をどんどん掘り下げる事により何らかの磁力を得ることができる かつて キリストやブッダはそのようにして 真理を得て 輪廻 を抜ける権利を与えられた その結果 2千年近く経っても 彼らの残した影響力はご覧の通り すべては 個人の意志から始まった事だ 凄いですな・・・・人に影響力を与えることを 第一の主眼としていないのだ ということが大事なポイントだと思う そう 彼らは 何かを追求して その結果 自分を追い込んだり 体をいじめたり いろんなことをしたのだと思うけど 決して 他者をコントロールする方法を得ようとしたのではないのだ ということだ ある一定の段階にまで 意識を昇華することができれば 必然的になんらかの磁力を授かり その結果 他者に影響力を与えてしまう おそらく キリストや仏陀は そのことを知った上で どう 人に伝えれば良いのか・・・千年先にまで自分の影響力が及ぶことを どのように考えていたのだろう・・・・
 この時代 どこかの広告代理店のように ほんとうに意味のない どうでも良いことを流布して 人に影響を与えようとする 一ミリも何かを掘り下げた形跡はない そして 人はそうしたことに囲まれていることに もういい加減うんざりしている(僕はそう感じているし 大方の人もそうではないかと思う) ナノミクロンのごとく 薄っぺらいことにばかり接しているだけで 人は磨耗していく いいから たまには 掘り起こしてみろよ 自分を・・・
見たくない自分を見てみろよ 裸になって走ってみろよ・・・美しい夕陽は 僕にそうささやくのさ・・・てことで まずは穴の空いたズボンを下ろして・・・(これが答えなのか?)

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