パーマカルチャー

まさに パーマカルチャー

6bc3e81f.さてさて 久しぶりの更新 今日の写真は 今はすでに亡きパーマカルチャー畑の写真 一年前ぐらい 今や懐かしさすら感じる この農園を始めて しばらくしてこの パーマカルチャーというものに自分なりに 取り組み始めた (農文協というところからパーマカルチャーという本出てます) 写真では見えずらいかもしれませんが 通路を作り 果樹 ハーブ 野菜をそれぞれに相性(コンパニオンプランツ)を考えて 配置していきます 
 まあ 見た目は農業の世界とは まったくかけ離れていて お花畑のようなガーデニングのような雰囲気です 

このパーマカルチャー オーストラリア人の風変わりなおっさんが始めたことなのですが その思想の根底にあるのは 地球というものにもともと備わっている自然の循環のシステムに ほんの少し 人の知恵を組み合わせて(デザインするということ) より 人として生きやすい暮らしをして行こうというもの エネルギーや作物など 人間の力では決してその源を作ることができないがゆえに それはそれとして ただ人間はその力それぞれをうまくデザインする 配置していく 自然に対して 距離をとることもなく 飲まれることもなく
その中にいながら 人としての範疇に厳密になること といったことだと 自分は理解している その理念を現実に表したものが この写真に写る畑となる

で 3年間実際にやってみた感想 まず 百姓という立場から 作物作りには 能率が悪すぎる つまり売りものにする というレベルには至らない そして 特に日本の状況では土地が狭すぎて 山や家屋 そして畑や牧場などといった広大なデザインは まず不可能 
会社組織なり資金を投入して・・・というレベルでなければ 展開そのものが不可能
パーマカルチャーでは インプット(外から入ってくるもの) アウトプット(そこから出てくるもの)ということが原則となるが インプットに見合うものが出てくることは 実際はあまりない つまり趣味というレベルに近い もちろんそれで楽しいという気持を掴めれば それはそれでもとはとれているともいえるが・・・ 
 
 あくまでも 対象になるのが 自給といった家庭菜園レベルの こじんまりとした わずかな循環しかたぶん無理だろう なので 最近のこのブームも 実践していないからこそのものに他ならない 自給自足を憧れだけで捉えている都会人のイメージの延長でしかないだろう なので 日本の田舎の過疎の村全体で行政も含んだプロジェクトを立ち上げない限りかなり難しいだろうというのが 僕の感想です で そうしたプロジェクトが今 日本中で取り組み始めているけど その中心にフィールドに実際に立っていない人ばかりが会議ばかりやっていて いつまでたっても アウトプットが出てこない で 原則である循環が起きて来ず 資金を投入してもどこかに消えていくという悪循環なのですね
 たぶん そこから抜け出すには あと 10年 20年ぐらいはかかるかなー と思います

なので これが一番言いたかったことなのですが・・・・ それを作りたいと思います
百姓の知恵を中心にプロジェクトを立ち上げれば 必ず成功すると 僕は思っています 

久々に日記書くと だめだね 意味なく長くなり 理屈っぽくなる 土から離れるとだめだね やっぱり で あ 就職しました この話も書こうと思ったけど長くなったので それはまた次回に・・・・ 

2 thoughts on “まさに パーマカルチャー

  1. 就職おめでとうございます♪

    理屈も重要ですよ。頭で考えてそれから実践、
    人生トライ&エラーの繰り返しで成長するのでっす♪

    ↑ 成長してないじゃん、、、俺。。。

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