バイオダイナミック農法

秋分の日 その季節のめぐり・バイオダイナミック

a0df0dbe.もう 9月秋分の日を過ぎた 僕が取り入れているバイオダイナミック農法では 一年間の太陽の動きを いわゆる地動説ではなく 天動説で観察していく 太陽は12月22日には いて座の位置にいて 一年間で一番低い所から出て沈んでいく そして半年をかけてゆっくりとその位置を上昇していき 3月21の春分の日がちょうどその中間地点になり 6月21のふたご座の時に 太陽は一番高いところにある この上昇時期から今度は半年かけて下降時期へと移っていく それぞれ 上昇時期は呼気の時で 植物は上に向かって成長が著しく大地は水分を発散する そして今の時期 この下降時期には 吸気の時で大地の中に水分を取り込み 植物は種や実 根に養分を貯めていく 1月~12月までの この一年という季節のめぐりの中で 自然は一定のリズムで ちゃんとした理由があることを行い 恵みをもたらしてくれる なぜ この時期にお米の収穫があるのか?は ちゃんとした理由があるのである それはたんなる 日数の積算ではなくて その日一日に意味があるのである 

田んぼにて 稲わら集めを行う 田んぼの中に軽トラを入れて 手でひとつひとつ集めていく 軽トラを動かし 稲わらを積み込む この単純作業の繰り返し そして やってしまった・・ 田んぼはかなり乾いているので 大丈夫と思っていたが 場所によってはぬかるんでいるところがあったようだ いきなり前のタイヤがはまる 4輪駆動にギアを変更してもアウト 仕方なく徒歩でお世話になっている高柳さんのところまで行き トラクターで引っ張りあげてもらうように 頭を下げに行く 高柳さん (ここらの田んぼはなあ 下がぬかるんでるんだあ だから軽トラいれちゃだめだべ)(歩いてきたのか?電話しろ はまったらお互い様だ 一人じゃ無理だから)そんな・・ 僕が携帯で田んぼまで来いなんて 言えるわけがない・・トラクターに乗ってすぐに田んぼに行き すぐに引っ張りあげる (じゃあな がんばれよ!)トラクターに乗って颯爽と去っていくその後姿・・・ その昔 20代(!)で町長をおやりになり(当時は全国最年少の町長だったそうな)有機農業という言葉もなかったような時代から 生協との提携を始め 農家を束ねて いち早く会社組織を立ち上げ 一貫して 百姓の王道を歩いてこられた こんな素晴らしい人をなぜ 行政は迎えようとしないのだろう わけわからない農水大臣とまでは言わないけど キャベツの種も見たことないような人がいる 県庁の農業政策 その中枢には 高柳さんのような人がやるべきなんではないだろうか? たしか千葉県の知事は革新的な人ではなかったろうか ほんともったいないなーと思う

今日の写真 人参につく このきれいな虫 犯人は蝶々です 明日からはキャベツが出荷できる
秋がやってきた・・・

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