環境問題

かぶ 排出権ビジネス バイオエタノール

aa6decfc.今日の写真 ようやくかぶができてきた まだ小さいけど大根がまだできてこないので出荷に回す このほか ちんげんさい みぶな セリフォン るっこら など葉物がたくさんできてきたので 今日の宅配セットは葉物攻撃となる 大根の間引きも終盤 1つの大根の葉っぱにひどいのになると 6~7匹のよとうむしがついている まさに異常 この近辺のさつまいも畑のもう収穫が終盤なのだけど 当然 みなさん農薬は使っているのだろうけど それでも さつまいもの葉っぱがかなり食われている あんなの初めて見た まさに今年は異常だ 生態系に狂いが生じているのは間違いない 

今日のねた 排出権ビジネスって何?例の京都議定書で決められた二酸化炭素の排出量の削減が各国に割りあてられたわけだけど すでに カナダはあきらめて放棄 米帝国は最初から見向きもしないし 日本もどこまで真剣に取り組むだろうか? そして 達成できない場合は なんと!お金を払えばOK となるそうな そして この排出権をひとつの投資と見て 大きなビジネスとなっているそうな まったくもって凄い話ですな まさに売れるものならなんでも売る状態 そのうち自分の命まで引き換えにして ビジネスを優先させることまでやるようになるだろう まさにビートたけしのねた (健康のためなら死んだっていいんですから!)というジョークがすでに 現実化している 

そして もうひとつ 石油に代わるエネルギーとして最近大注目のバイオエタノール つまりとうもろこしやら畑で栽培したものから抽出しようとするもの で みなさんこれうまくいくと思いますか? 僕は百姓なので思うのですけど これ 畑で栽培するのですよね?つまり 今の石油は地面の下にすでにあって 好きなだけ掘り出しているわけだけど それと違って 種播いて育ててから使うわけですよね 少なくとも 1ヶ月~2ヶ月くらいは大きく育つにはかかるわけですよね その間のコストやら 栽培におけるリスクとらやを考えた場合 採算に見合うものなのでしょうか?当然 果てしなく広い広い土地が必要となるわけで 日本では絶対無理だと思います そして コストをできるだけかけずにやるわけだから 当然堆肥やら土のことなんて 歯牙にもかけないでしょう 農薬たっぷり 化学肥料を飛行機で散布するのでしょう 当然土は10年もすればだめになり そしてその土地は捨てられていくことになる この繰り返し これが次世代のエネルギーの主力となりうるのでしょうか? エネルギーは得られるかもしれませんが 確実に大地はだめになります そういう 栽培という観点から見た 農業者の意見といったものは この代替エネルギーの問題に対して 誰か言っている人はいないのでしょうか? 不思議でしょうがないのですね うまくいけばいいけど たぶん そうは問屋が下ろさないのではないでしょうか? これいかに!? 

3 thoughts on “かぶ 排出権ビジネス バイオエタノール

  1. 環境に良いとされるバイオエタノールもたくさん問題があるでしょう。たとえば作るためにエネルギーを要します。造る過程で石油を使ったりして(アメリカのトウモロコシの場合)投入するエネルギーと生産されるエネルギーとでどうなのか疑問あります。エタノール生産のため食料に回る分に影響が出ていますし、双方の争奪戦が始まっています。過去の歴史を見ても、新しい試みがトータルとしてよいかどうかの評価には、時間がかかりますよね。それにしてもこのブログ結構真面目ですね。(笑い・・・・・失礼!)私も、真面目にコメントしました。

  2. おもしろいブログですね^^
    さっそくお気に入りにいれちゃいましたw

    これからも面白い記事楽しみにしています!!

  3. 塩漬けの土地が増えることは私も危惧しています。環境や農業に関心がある人なら、すべからくその問題に気づくはずです。ゼロエミッションの考え方を利用して、廃棄物からバイオエタノールを作る方法など、開発されることを願っています。

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