畑の脇にある家が飼っている飼い猫が よく僕の畑を歩いている まったくなつかない猫で ハウスに入り苗に水をやろうとすると どこからどもなく飛び出してきて 朝から腰を抜かしそうになる 餌でもやってなついてもらおうとか思ったけど 人の家の猫なので勝手にやったら怒られそうだし・・・ 玉ねぎ苗の上にでんと坐って日向ぼっこしている姿を見ると 怒るに怒れない
てことで 時は玉ねぎである それが今日の写真 こうして一本一本マルチの穴に手で植えていくわけですな (苗小せえー)と思ったそこのあなた!インデアンの呪いがかかりますのでそのつもりで・・・苗が小さいのはしょうがないのですよ!
で こうして植えても 霜が降り せっかく植えた苗が持ち上がってしまい みんな倒れてしまうこともある そしたらまた再度植えなおすはめになるけど 量が多いのであきらめるときもある 玉ねぎというのは来年一年分のお客様の分を一発勝負で作るので 少なく作るのだけは避けたい でも たくさん作りすぎても 植付けが大変だし 売れなければどうしようもない なので その見極めが大事 期待と不安が交差する
そして 玉ねぎ苗の植付けを朝から晩までやると 自分と玉ねぎとの境界線がなくなり 玉ねぎと同一化していくことが最も怖い バイトの面接 玉ねぎを植える前でよかった はい 自分は9月に命を貰い(種蒔き) 11月に新たな場所で成長し(植付け) 来年5月になったらようやく一人前(収穫)になります などと言っていたらまず採用は覚束なかっただろう でも来る日も来る日も植えているとこの時期は自分の体がやっぱり玉ねぎの匂いを発している気がするのですね 来年の玉ねぎおいしく たくさん出来ることを心から祈りたい