百姓の詩

猫バスよ 俺を田舎へ連れてって

855c206e.俺もねこバスに乗りたい これを書いている時ちょうど となりのととろがテレビでやっている この映画に出てくる 古き良き田舎はちょうど僕が幼年期を過ごした昭和40年代の僕の田舎を彷彿とさせる まだアスファルト舗装の道路は国道とか大きな道路でほとんどは
田舎道のじゃりとか たんぼのあぜ道みたいなもんだった 僕の育った村は そう名前に~~村 とつく山奥の村で まだかやぶきの家もちらほらあって みんな牛飼ったり やぎかったりしていた 僕の家は峠のてっぺんにあって 周囲数百メートルは民家もなく じゃyんぐるに近いようなところだった 子供のころは遊ぶのが仕事みたいなもんで 山はあるし空き地や田んぼ がき達にはそれは遊ぶにはことかかないとこだったと思う 

僕の家も当然そうだけど そんな村はみんな当たり前のように貧しくて 高度成長からは取り残されたような場所だった もちろん あ 貧しかったんだ と気付いたのは大学に入って 都会にいってから随分たってからのこと 子供のころはそんなこと考えたこともなかった この夏の時期 畑にいる夕暮れ時になると やたら感傷的な気分になり 子供のころ過ごしたその村のことをよく思い出す 

10代のころはそんな田舎がいやでいやでしょうがなかった どんな方法でもいいからどにかくこの場所を出て行くこと それが当時自分に課せられた課題だと思った 大学に受かり 田舎を離れるときは それは意気揚揚だった 2度と帰るかこんなとこ と心底思っていた それから数十年経ち より田舎を求めて 百姓をやりに行こうとしている 今の自分がびっくりするし 正直滑稽でもある 人生とはわからないもんだ ほんとまじで・・・

今日の写真 がんがん出荷の始まった 夏ねぎ 手作業での土寄せだからどうしても 白い土を被せる部分が少ないのですね お客様ご了承くださいませ

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