百姓の詩

ここは天国?

189740b8.今日は蒸す 畑はそれはそれは蒸す 土はもう元気で 微生物君たちは活発に動き回り とかげや いろんな虫たちがわんさか出てきて まるでパレードしてるみたいだ まだ夏本番にはしばらくあるけど ぎらぎらとしたエネルギーが満ち溢れた時代がやってこようとしている 

 今日は葉っぱの日 とりあえず何か葉物ということで 小松菜でも播いてみる まあ葉物が厳しくなる時期なので できてもそんなには出荷できないけど まあ抑えでやってみる

僕が自分で C・Dと名づけた広い畑 周囲はほぼすべてこの時期はさつまいもに囲まれている 東京ドーム何個分かという広い場所で 今日一日 誰とも会わず 誰とも会話せず畑仕事をこなす 自分のペースで動き回り 水を飲み たまに休んで 遠くを見上げる それが今日の写真 気付いたら夕陽だった 無人島で永遠に一人で農業やって生きていくというのは たぶん寂しくてたまらないと思うけど かえって日本のような狭い国土で 情報も多いがちゃがちゃしたところだと 基本は 誰にも邪魔されず 一人で黙々と畑をやるというのは なかなかいいことなのではと思う なんといっても 心は平穏に満たされる これで売上げのことや 農園の将来のこと といった 瑣末なことを心配しなければ ここは天国なのだろう  

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