百姓の詩

農業者の反省点

8b5c6418.ガソリンが安くなった 104円 ついこの前までは 200円に行くかとやきもきしていたけど その心配はどこに行った? 世界情勢というのは 刻一刻と変化していて サブプライムに始まった 世界不況が じわじわといろんなところに影響が出ている そして 思うこと 何がどう関係していて 自分がどのように関わることができるのか・・・ガソリンが 高くなり どきどきして 安くなってほっとする ほんと これ以上振り回されるのは いやだから と 自給生活でも 夢見るかな

今日のテーマ (農業者の反省点) よくこの日記でも書いているけど この国の農業者はすでに 半分になった そして計算上 およそ あと20年で農家 というものは 限りなくゼロになる その原因はいろんなものがあるけど 政府の無策・無能ぶり 農水省のやってきたこと 原因の一端は そこにあるのは もう誰の目にもあきらかだろう でも 僕は個人的には (いったい農家は何をやっていたんだろうか?)という思いが一方である 自分の生活を守るために 自分の仕事をやり遂げるために 他者である 政府やJA に依存して 今日の状況を迎えたというのは 紛れもない事実だろう もちろん 農業の現場である 田舎 では 構造的な問題も多々あって 仕方のない面もあるとは 思うが 農業者としてではなくて 一人の大人として なんらかの変化を即す行動があっても よかったのでは?と 僭越だけど 思う 

 産業としての 農 に関しては 競争原理が必要だ 日本の多くの優秀なサラリーマン諸氏が それこそ命を削ってまでも 戦ってきた 一般の産業では当たり前のことが いまだに 農業の世界では筋が通っていない 各農業団体やらが 集まって まさに今ですら 助成金やら 補助金やら 減反政策がどうとか・・・いったい 他者に依存することをやめようという発想が 農業の世界からなくなることはないのだろうか 

 先日のイベントで言っていた いちご農家さん 4000円で売っている百貨店のイチゴ その農家さんの手取りは 400円だそうだ トヨタの車 300万の車 トヨタの手取りは 30万? そんなわけはない ずっとそれを許してきた 責任は 農家の側にあるのではないだろうか? 本来 第一次産業というものは そこそこがんばれば 食べて行ける という状況が望ましいと思う でも 今はとにかく 優秀な人・組織しか生き残れないようなものになった 一部の人しか生き残れない産業としての 農業 今はそこからしか始めることはできないところまで 事態は深刻だということ これはとても 悲しい現実だ 

今日の写真 出荷の始まった かつお菜 美しい本来の野菜の姿だ 

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