百姓の詩

雨 チェと宮沢の革命観 

7f258767.朝から雨 本日は出荷日なので 雨のほうが助かる 畑が凍っていないからだ 朝早くから収穫ができる ただし 野菜は泥まみれででろでろ 古民家の庭で大根などじゃぶじゃぶ洗う はっとするほどきれいな白が 飛び出す(それが今日の写真)ですので 今日のお野菜例によって 随分濡れています お客様にはご迷惑かけますが どうぞよろしくお願い申し上げます

 白菜が良くない つい先日までは よかったのだけど 芯にまで傷みが広がる 巻きも良くない ふー 人参も新しいベッドに入ったのだけど これまた良くない これまた落ち込む 春まではまだ随分ある 今年の端境期はかなり厳しい予想だ

ここのところ チェ・ゲバラの映画の宣伝がやっているのを見た 見たい 今僕が興味あるのは チェ・ゲバラと宮沢賢治である 両氏は全く違うアプローチでもって 社会を根底から見つめた人物だと思う 武器を持って戦い 力でもって革命をおこす ということと 農 というものを地面から土の中の真理から 人の社会を見て 見つめなおす ということと
その両方の違い その両方の共通点 そのあたりにすごく大事なことが隠されている気がしてならない 

 最近 農 あるいは 農業というものに異業種の人がとても興味を持っているのを感じるし 実際に行動に移す人も出てきている ただやはり アプローチの仕方が 上からの感じだ それはそれで大事なことだけど 今日の僕のように 白菜の出来や人参の調子が悪くて くよくよしている自分と どう繋げていけばいいのか・・・ 聖なる大地と大いなる空を繋げるために 我々は 2足歩行という役割を与えられたはずだ でも その道は完全なる 陰と陽 分離した世界での役割であり はるかかなたにしか 空とこの道が出会う場所はないはずで 今この場所からは見えない 明日は 畑を離れて おしゃれな街 表参道で野菜を売る つかの間の休日だ 何が見えるかね・・・(泥だらけの長靴でファッションブランド入ったらやっぱ怒られる?)

2 thoughts on “雨 チェと宮沢の革命観 

  1. つやつやした大根ですね。おでんに良さそう!

    お昼頃、表参道ブースにてお話した鈴木です♪
    (紫のマフラーしていました

    素敵なお話ができてとても楽しかったです☆
    ユミキノさんの温かなお人柄を感じました。
    お客様も、会いにいらっしゃっていて。。

    外出先でこれを見ているので
    家に帰ってからゆっくり読ませていただきます~(^^)/

  2. ああ 早速ご連絡していただきまして ありがとうございます! はい 今日は営業スマイルだったかもしれません 普段は破綻人間です(すいません) はい どうぞじっくり読んでやってくださいませ よろしくお願いいたします! 

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