百姓の詩

梅雨じゃなくね? 新たな出会い 春樹まじ

60eb7cb3.さて まさかしてそんなはずはないと思うのだけど そう思わずにはいられないこんな天気・・・梅雨って始まってなくね? 絶対そんな感じがする そしてしばらくしたら気象庁は すでにあの時から梅雨でした と発表するわけだ おかげで 夏野菜の生育が遅い きゅうりの一番手が まだだし 茄子もなかなか大きくならない うーむ このぶんだと 梅雨の雨真っ盛りの最中に じゃがいも を掘らねばいかん事態かも・・・ま 毎年そうなのだけど・・・・

 今日の写真 昨日 横浜からお客様がおこしになる 僕のお客様が 近くの自然食品店で僕の話をしてくださったようで なんと この横浜の街中に 黄色いスクールバスでお店を開いていらっしゃる ホームページを拝見して インパクトあることこの上ない 僕のところにやってくる方は みなさん 古民家を気にいる 夢のある場所だと言う そのロケーションと 古民家が持つその趣が たぶん 都会に住む人の心に何かを 惹きつけるのだろう
さっそく お野菜のご注文をいただいた こうして また新たな出会いがあり 新たなステージが始まる おこしいただきありがとうございました 

ここ数日 ほとんど眠れない日々が続いている 原因はそう 村上春樹の新刊だ 昨日上下巻を読み終えた   体は疲れているけど 頭というか どこかの部分が常に目覚めていて 熟睡できない みなさん読まれた方は いらっしゃいますかね? 正直 村上春樹氏は とうとうこんなところにまでたどり着いたんだ というのが感想 圧倒的な作品だと思う 僕の感覚からすると 小説というエンターテイメントの枠組みから外れている なんていうんだろう 般若心境とか シュタイナーの神智学とか クリシュナの本とか そうしたものを読んでいるように 行と行の間に 呼吸を深くしていかないと 文面を追いかけられそうもない 久しぶりに 魂 を揺さぶられていて 神経が内臓がぴりぴりとしてる そう 彼は 僕が会った マザーテレサや ネイティブ・アメリカンや ダライ・ラマ と同じように まじ だ 本気だ  彼が一貫して 追求する 悪とは何か? それをどう克服して平和な世界を作ることができるのか?という命題に 24時間 立ち向かっているのが ひしひしと伝わる 読んだ人はわかると思うけど 今回のテーマに オウム真理教がモチーフになっている 1984年 という 時代 彼は60年代を総括して とうとうこの日本がバブルの時代と共に 生み出した暗闇に真っ向から勝負を挑んだ あれはなんだったのか? なぜ あれが生まれ その根っこはどこにあったのか? それはもしかしたら 戦後日本が抱えてきた いろんな問題とどっかで繋がっていて それこそが これからの時代に克服すべきものとして 僕らの目の前に立ちはだかっているのではないのか???

 まだ うまく咀嚼できてないけど おかげで 昼間畑になかなか集中できない どんよりとした曇り空が頭の上に広がっていて ずっと 重い鎖を引き摺るように 畑の中を歩いている こんな作品がベストセラーって 信じられないな みんな体を壊さないでね だけど この 1・2巻で終わりじゃないよね? それだけが 僕の一番の心配なのだけど・・  

1 thought on “梅雨じゃなくね? 新たな出会い 春樹まじ

  1. こんにちは。横浜でスクールバスで自然食品の店をしている人がいるのですか?
    横浜に住んでいるので、ぜひ行ってみたいです。どのあたりなのでしょう?

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