百姓の詩

育苗ハウス屋根張替え 白鳥の湖

1188cad8.今日の写真 吹っ飛ばされた育苗ハウスの屋根張りを手伝ってくれる 新規就農希望 K君 昨日連絡あって 来てくれた もし風があったら とか 考えたら 一人だと厳しいかなー と思っていた矢先だったので 助かった 彼も(勉強になりました) と言ってくれたので いいかな 僕にできることは 現実の日々の作業をありのままに体験してもらうこと それ以外には 彼に伝えることはない 二人して きれいに張り替えられた ハウスを見て ご満悦 ぴっかぴかの 透明度100%の ハウスの屋根は 曇り空さえも美しくみせてくれているようだった

 さっき NHKで バレエダンサー草刈民世 の引退公演の様子がやっていた(引退しちゃうんだ) 彼女曰く (日本にはバレエ教室がたくさんあり 盛んだが 踊りのプロとして国内では食べていくのは難しい) ふーむ 農業と似ているな と思う 家庭菜園はますます盛んで 自治体の市民農園はいつも満杯 だけど プロの農家はどんどんやめていく 
共通点はなんだ???

 美を語る人は 多いかもしれないけど 美そのものを体現している人は 少ない 彼女は間違いなく 選ばれた 美の体現者だ 農業を語ることはできても 農業を体現する人は少ない その百姓生活そのものは たぶん 美しいものだろう もちろん自分でそれを見ることはできないけど 僕のステージは 畑 きれいに張り替えられた ハウスの日光を浴びて白鳥の湖を踊ろう(てかごたく並べる前に 畑の草むしれ) 

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