さて 今日は恒例土曜日 新規就農希望K君がやってくる日だ それにあわせて僕もしこたま いろんな仕事を彼のために残しておく 本日はバイオダイナミック・カレンダーでは 根菜の日 てことで 秋じゃがいもをふせこむ で もちろん我が農園はすべて 手作業 50メートルのベッドを すべて手作業で芋を植えていき マルチを張る 彼もだんだん 僕の農園を手伝うようになり 有機農業の現実を理解し始めた 今日のじゃがいも作業も (どう?手で植えるじゃがいもは?)と 聞いてみると (自分なら もう限界っす こんなこと一日やらないっす)との答え 溝きりを 平ぐわで ぜーぜーいいながらやっている僕を見て 彼も いろんなものを感じているようだ
そして メインイベントが今日の写真 これはなんでしょう? そう バイオダイナミック農法の根幹の技術 調合剤500番を散布するときの その聖なる道具 紀元前5000年より 伝わるメソポタミア文明の遺跡から発掘されたこのバケツ・・・(嘘ですからね 信じちゃだめよ) 彼は本日初体験 僕の説明を神妙な顔をして 聞く 1反に40グラムの調合剤の基を このバケツに水入れて 1時間素手で攪拌 右に20秒 左に20秒 それを繰り返して 完成させる それを ほうきを持ち 畑にその雫をたらしていく この作業を行います・・・・約6反に この溶液全体を撒いたら完成という その意味など含め 彼の頭の中には 大きなはてなマークがあったようだけど 何を聞いても自分には理解できない というあきらめもあったようで 半ば 目はうつろだった 二人でしゃがみこんで 1時間攪拌 毎回やってて思うけど 不思議なことをやっているなと思う ま 僕は野菜がうまくなればそれでいい その後 畑に行き ほうきとバケツをもって 実践して見せる
(今現在 関東の農家で これをやったことあるのは 僕以外 君だけだ!)と励ましたせいか 一生懸命 畑でほうきを振り回していた おめでとう これで 君も立派なまじない農法の実践者だ
さて このバイオダイナミック農法 僕のお客様で 白金台にて アロマサロンを経営されている方が この度 バイオダイナミック祭り と銘打ち 僕をお店に呼んでいただき お野菜の即売会も開きながら トークイベントを開いてくださいます お店の名前は オーガニック・スタジオ スエレ といいます 9月6(日)13時~です 参加費 1000円 どうぞ ご興味ある方は おこしくださいませ 僕のホームページのTOPページから詳細のブログにアクセスできるようにいたします しばらくお待ちくださいませ バイオダイナミック農法のはじめ いろんな話ができたらいいなと思います どうぞ よろしくお願いします