百姓の詩

古民家カフェ 梅雨? 公共性のルールとは?東電賠償

6月10古民家カフェ

さて 今日の写真 昨日は雨だったので 昼に成田でほぼ唯一といっていい 古民家オーガニックカフェに行く カフェ巡りの旅 第何弾? 僕が成田に来るきっかけを作ってくださった 女性店主の方が作るこの玄米カフェランチ うう・・・凄まじくうまい ここ以上に美味しい玄米の炊き方を知らない 野菜の特性を生かした料理は まさに 魂が入っていて 口の中に入った瞬間 ガツンとくる 毎回 素晴らしい そして 毎度 パンフレットを置かせていただきありがとうございます!

 今日は暑い・・・そして 梅雨に入ったと思う すでに じゃがいもの上部の葉は枯れてきて 掘ってくれ!と訴える
うう・・・さあ タイミング勝負だ 午前中畑をやり 午後は先日のシュタイナーイベントの打ち上げに都内へ行く いつもそうだけど 都内へ行くと その人の多さに最初は慣れない だけども だんだん 人との距離などに慣れてくると 普段 見ることもない世界をじっと見て いろいろと想像できて楽しめる 都市にはいろんな人がいる そして 僕が知らない世界を持っていそうな人もいる 正直 話しかけて 僕の知らない話を聞いてみたい衝動が起きる
でも 都市ではそうした関係は許されない まるで 魔法の鍵を持ってない 魔法使いみたいだ そのくせ パソコンやらの電子の世界で繋がることは今や簡単 実際の顔を突き合わせた世界では 心を閉じていて ネットの空間では 自分をさらけ出して人と繋がろうとする まったく へんてこな世界だ・・・・

 帰りの電車でおもしろいことがあった 僕が坐っている座席の上の網棚に 髪を目の前まで垂らした若い男が飲みかけの ジュースの紙パックをぽんと置いて 僕から見える位置の出口のドア付近に立った・・・・うん?と思い 上を見ると 真上にその紙パックがある このまま電車揺れると 中身が入っていたら 僕にかかるかな? とふと思い ちょっと立ちあがって触るとしっかり入っている・・・うーむ 反射的にその紙パックのジュースを持って ドアの前に立つ背を向けているその若い男の肩をを叩き 振り向かせて(忘れ物) と言って 渡した 男は一瞬びくっとしたけど 黙って受け取った 周囲の人はちょっとびっくりしたように そのやり取りを見ていたのを感じたけど
僕は何も感じない もし そのジュースがかかったとしたら 僕はどうしたろう? と その後考えたけど よくわからない たぶん じっとその若い男の目を見つめて 正面に立ったかもしれない・・・・

 昔 インドを旅していたときに 仲間のアメリカ人は 観光地で群がってくる ものごいの子供たちを整列させて一人一人に小銭を渡していた 列を崩すものを怒鳴り 多く受け取ろうとするものの手を叩き そう 彼なりのルールを一貫させるために 彼はものごいとの戦いを繰り広げていた 僕は それを黙って見ていた 僕はどうしたのか?
一切 誰にも小銭を渡さなかった 何が良くて何が悪いのか? その公共性のルールはどうあるべきなのか?

 東電に損害賠償の請求をしようと思う 先日初めてその相談で電話した 対応は極めて マニュアル通り 人の心など 1ミリも感じられない 今後 折衝してどうなるのかはわからない JAなど 団体での交渉はすでに昨年終わり すでに 僕の周囲の農家は多くの補償額を受け取ったらしい・・・果たして 僕が受けた損害額を 東電がまともに聞いて 払うとは思えない こんなとき どこの組織にも属さず 一人で農業をやっていることの悲哀を感じる
 加害者と被害者 そして そこでの公共性としてのルール 怒りではなく 正当化でもなく きちんとやるべきことと僕の思う正義を表明して 相手に伝えることは できるだろうか? 
 

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