百姓の詩

不思議な木

29371685.朝から気持の良い天気 野菜の収穫も楽しくなる はくさいのとうたちがどんどん出てくる
ぽきぽきとって がんがん出荷 畑の草の伸びがだんだん勢いが出てくる これからまさに有機農業の天敵 雑草との長い長い戦いが始まる 最盛期にはかならずこちらがやられる 今年こそは きっちりとむしるぞ! とか管理するぞ とか意気込むんだけど 必ず負ける
それぐらい 雑草というのは手ごわい でも ある程度こちらが負けてやらないと 畑にとっても良くない 草は大事な栄養なのですね ある意味感謝

さて 今日の写真 手前の畑のすぐ脇にある 遺跡の木 先日新しく畑を借りることになったおじいちゃんから聞いた話

 この遺跡はだいたい何の遺跡かというと 戦国時代の合戦の跡らしい でこのあたりで合戦があったのだけど 昭和30年代ぐらいのころに大きな塚のように こんもりとした丘だったようだ そこを今の遺跡の場所に 石を盛って 今の僕が使っている畑を開墾したそうだ で ここがポイント 写真を見てもらえば分かるけど その遺跡は当初 石碑のようなものをぽつんと立てただけのものだった でも あるとき その石碑を囲むように木が勝手に生えてきて そう 今となれば この大きさの立派な木になったのですね まるでどう見ても 植えたかのように見えませんか? この話をおじいちゃんから聞いた時 とても驚いた そんな勝手に木が生えてくるなんて・・・・・

 でもって もう1つ 実はこの合戦の双方 一方はこの地元の武者だったよう でもう一方は なんと埼玉県 寄居というところの武将だったらしい でその場所は僕が農業研修した場所だったんですね そう 繋がってるんですね・・・縁あってこの場所で畑をやっているけど 不思議な縁ですな すべては繋がり 循環してる ああ諸行無常・・・(ちーん)

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