バイオダイナミック農法

農業者にとっての立ち位置

aeccd89a.今日の写真 朝靄 こうして畑から水蒸気が昇る様はまさに循環というシステムを物語っている
で 夕方になると今度は 畑が水分を吸収するようになり 大地に水が染み渡る 我が百姓農園で取り入れている BD農法(バイオダイナミック農法)と呼ばれるものでは こうした力を利用して作付けを行う 調剤と呼ばれるものを畑に散布する時間は 夕方と決められていて つまり大地に水が入り込む力を利用してそのときに調剤を一緒にということ 

野菜の育った苗を畑に植えるときは 茎の中にある水分の上がり下がりを考える 植えたばかりの苗に必要なものは 根がその畑の大地に活着すること 根付くことが一番大事なことで どれだけ立派な苗でも 根を張らなければ枯れてしまう そうした水分の動きに影響を及ぼしているのが 夜になるとその存在を主張する 月 である いわゆる上弦 下弦 といわれるようにその満ち欠けにより 地球にあるあらゆる水分が影響を受ける そして月が下弦に入った時期を見計らい 苗を植えると水分が下に引っ張られて 活着を促進させる 

このように書くとなにやらものすごい技法なりのことを書いているようだが 実はそんなたいしたことではない  満月の時に切り出した材木は丈夫だとかは 木こりの人はみなさん知っているように 人の知恵として昔からあるものだし 野菜の苗にしても 月のことなど考えなくても しっかりと水をやれば野菜はできる 農法とかやりかたに頼らずともできるものはできるし できないものはできない そうした全体像というか 何がどの程度必要で影響力があるのか?を見極めるということが 実は一番大事なことだと思っている 
 
 いろんな堆肥 肥料 あらゆる農法なり微生物など 技術 そうしたもの全てを偏見なく見て バランスをとり 一番簡単で コストも安く 自前で調達できること そして最も重要なことは 消費者にとって安全でめちゃめちゃうまい野菜を作るということ そのためにはなんでもやればいいのである 農業者はみんなそう思っているだろうし そうでなきゃいかんと思うのです

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