百姓の詩

同じ間隔 ミック・ジャガー 50周年

10月11同じ間隔ピアノせん

今日の写真 葉物にかぶせるピアノせん 当然といえば当然だけど 同じ間隔で張ることが肝要になるわけで 農業と言うのは 以外に 均一である ということが 重要です ただ これは作業の話であって 僕の仕事場である 生態系と言うものは 均一であることはありません 一瞬たりとも 同じ形 同じ天気 同じ環境であろうことはありません 母体である 生態系の上で 均一に作業をしていく ここに 農業の難しさと 技量の奥深さがあるわけです そして 結果は出すこと 出し続けること 今年の秋・冬の作付けは 例年以上に 厳しさを増してますが
すべて 言い訳に過ぎないということで ま そういうことです

 今日は出荷日 古民家でお野菜を箱詰めしていると FMラジオから ローリングストーンズの新曲が聞こえてきました ストーンズのボーカルと言えば 言わずと知れた ミック・ジャガー 御歳 69歳(!) 相変わらずのシャウトとこぶしまわし おじいちゃんとは思えません デビュー50周年 ベッドを共にした男女(彼は両方OKだそうです) 4000人 言葉もありません すべてを手に入れても あくなく アーチスト精神を持ち 彼曰く (一流のスタジオミュージシャンを集めて アルバム作っても いいものはできない それではだめなんだ 真にクリエイティブであるとは もっと別のことなんだ) と言う 50年前は 単なる不良だった 彼も 噂では 貴族の称号 サーを名乗る日が来るやもしれません・・・

 50年経てば 常識は変わる 僕の願いは これから50年経った時に 農業が 第一次産業というものが 普通の仕事として 世間に認められていること フランスのような 詩人を目指すという若者に 素晴らしいと言えるように 農業を目指す若者を 家族や社会が後押しするような 状況になることが 夢です 今は 遠く遠く その兆しすらありませんが 次なる時代は それを求めていると思って これからの50年 僕は生きてませんが 託して生きたいです

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