百姓の詩

銀座の老舗と 文学

7d59d995.今日の写真 はい これは銀座でお店を開いて100年 老舗中の老舗 とあるカーテン屋さんの新作レースです 素材は一見ビニールに見えますが カーボンファイバー入りの新素材を使い 光沢感を醸し出し このアーチ状のデザインは ガウディの建築からヒントを得て 取り込んだものです そして・・・もういいだろう このへんで!(ガウディ?) はい すいません 真っ赤な嘘です 見ればわかると思いますが トマトの雨除けが完全に崩壊した様子です はははははー
出てくるのは 乾いた力のない笑いです 直視できずに まだかたつけてません ははははは(笑い)

 農業の話は今はしたくないので 別のねた 文学です(どう?高尚だろ) 文学の定義とは何か?と問われてみなさんはなんとお答えになるでしょうか? 昔わりと時間があったときに いろんな小説なり 本を読みまくった時期があって 20代半ばを過ぎたころに そうした世界に目覚めました で 最も影響が受けたのが 村上春樹です 僕らの世代では避けては通れない作家であるのですが 評価も分かれている作家でもあり 日本ではかなり誤解を受けている作家の代表だと思っています ただ 僕の中では 最初から これはレベルが違うと感じました たぶん 100年 200年というスパンで捉えないといけない 作家なのだと思います それぐらい 彼が書いている小説は 群を抜いたものだと思います 村上龍なんかと比較したらかわいそうだと昔から思っていました 彼の何が凄いかといえば あちら側の世界を現代人にもわかるように表現していること 一貫して 悪とは何か?を追及していること 真理に迫るその迫力と真摯な姿勢は 命の限界を超えて おそらく彼がどの段階で亡くなったとしても 必ずや後に続くものを後押しするぐらい 力強く感じます 

で 最初の質問 文学の定義とは何か? それは 『自分の意識の外側のことに気付くこと』 だそうだ これって まさに 畑や自然と対峙したときに 感じることそのものの気がする 自我の壁を乗り越えて 感覚を研ぎ澄まして 土や 野菜と向き合うとき たぶん そこには 詩 のようなものが浮かんでくる ああ これが文学なのかな? って 最近思うようになったのです
(結局 農業ねたか? でも いいかげん台風のあとかたつけやれよ!しばかれるぞ) 

2 thoughts on “銀座の老舗と 文学

  1. ですよねー 龍もおもしろいですけど 深みがないんですよね 人間としては龍さん 好きですけど・・

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